旭川女子中学生凍死「いじめ認定」も・・・遺族は「声が反映されていない」(2022年4月15日)
「いじめ」を認定した第三者委員会の報告に、遺族から不満の声が上がっています。
旭川市・今津寛介市長:「女子生徒が亡くなって取り上げられて、やっと重大事態に認定をした。そもそも重大事態はいじめの疑いがある時点でしっかりと行っていかなければならないもの。それも遅れてしまった」
去年2月に行方不明になり、その後、公園で凍死している状態で発見された広瀬爽彩さん。
ネット上の友達へのメッセージ:「会うたびにおごらされる」
爽彩さんがSNSなどで訴えていたいじめ。
これまで学校や市の教育委員会は頑なに否定していましたが、今月15日午後、第3者委員会が会見で「いじめ」と認定した内容を明らかにしました。
加害者側が「性的な目的で体を触る」「深夜に呼び出す」「性的な動画の送信を要求する」など、6つの項目の10件以上の行為が「いじめ」と認定されたということです。
これに対し、遺族は。
遺族:「いじめの事実認定が加害者側の聞き取りに沿っていて遺族側の声が反映されていない」
第三者委員会・辻本純成委員長:「(Q.『遺族側の聴取は1回』事実か?)事実関係に関する聴取は1回。中間報告するにあたって1回。再度聴取する必要までは認めなかった」
遺族側は1回の聞き取りでは不十分とし、意見書の提出を検討しています。
第三者委員会は「8月をめどに最終報告をしたい」としています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く