「なぜ亡くなったか知りたい」消火装置誤作動で4人死亡 遺族が訴え(2022年4月15日)
去年、東京・新宿区の地下駐車場で消火装置が誤作動して作業員4人が死亡した事故で、遺族が取材に応じ「なぜ亡くなったのか、とにかく事故の原因を知りたい」と訴えました。
亡くなった上邨昌弘さんの妻・チャリトさん：「戻ってほしいですよ、本当に愛している。もう、うちのパパみたいなのはいないよ」
上邨昌弘さんの娘・マリアさん：「なんで、亡くなってしまったのか分からないから、今はとにかく原因を知りたい」
新宿区のマンションの地下駐車場で消火装置が誤作動し、作業員の上邨昌弘さん（当時58）ら4人が死亡した事故から、今月15日で1年です。
当時は天井の張り替え工事が行われていましたが、消火装置の電源は入ったままで、捜査関係者によりますと、工事の際に感知器が誤って反応し、二酸化炭素が噴出したとみられています。
警視庁は、業務上過失致死傷の疑いで捜査を続けています。
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