激しい寒暖差で“寝具に迷う”SNSの声 寝具選びの注目ポイントは?
気温が急降下し「季節的には3か月以上戻った」ように感じたところもありました。激しい寒暖差を受け、SNS上では“寝具に迷う”声が。寝具選びのポイントについて、気象予報士・國本未華さんに聞きました。
ホラン千秋キャスター
「13日は暑かったんですけど、14日は気温が急降下しました。東京の午後1時の気温を比べてみますと、13日は25.6℃、6月下旬並みでしたが、14日は11.7℃、3月上旬並み。前日との差は13.9℃ということになりました。もっと気温差が大きかったところがあります。宇都宮は13日と比べて17℃低かったです。そして福島は13日と比べて19.5℃も低いと、13日と14日で体もびっくりという方も多いでしょうね」
國本未華気象予報士
「春にしても、この差は大きすぎます。季節的にも3か月以上戻るような体感でした」
■冷たい雨・風 明日も寒い
國本気象予報士
「このひんやりしている空気の原因は北東からの風ですが、15日もほとんど状況が変わりません。むしろ15日の方が台風からの湿った空気の影響もあって、雨脚が強まるので、北風が続く上に、雨は強くなる。15日の方がちょっと体感は寒くなると思います。東京では気温の推移が、14日から15日はほとんど変わりません。15日も昼間に10°Cいくかどうか、午後ほど北風も強いのでより寒くなりそうです。土曜日になると気温もあがって平年並みに戻りそうです」
ホランキャスター
「雨はどうでしょうか」
國本気象予報士
「雨が続いていますが、14日の夜以降も九州から東北まで広い範囲で雨雲がかかりそうです。太平洋側で一時的に強いのですが、15日は関東周辺も時折雨脚が強まる時間がありそうです。特に日中に雨脚が強い傾向で夜まで降ったりやんだりが続きそうです」
■”寒暖差”で今夜の”布団”は・・・
ホランキャスター
「雨と気温差でみていきますと以下のような声が挙がっています。」
【SNS上】
・昨日暑くてTシャツでふとんもかけずに寝落ちしたら朝方超寒い 寒暖差やばい
・この時期ふとんに悩む我が家は冬用の布団も夏用の布団も両方ベットに乗っている状態で、もりもりっ
・朝寒いから布団使うか迷う、使ったら汗だくになる
「たしかに寝ている間暑くて?がしてしまったり、寒くて引っ張ってしまったりなどあると思います。布団選びに迷ったら、國本さんは『夜中から朝にかけて出る最低気温に注目するといいのでは』とのアドバイスなのですが、この最低気温とは、私たちが普段お伝えしているものですよね」
國本気象予報士
「基本的には、布団をよく使う朝に注目してほしい気温なんですけど、13日の朝はだいたい15℃くらいでした。14日の朝は異例で朝高く、昼間下がっていったんですが、基本的には朝いちばん低い気温になりますね」
ホランキャスター
「最低気温に注目して、東京を例に見ていきましょう。この先、10日間の最低気温の予想です。まず15日から3日くらいは10℃いかないくらいの最低気温。そして週があけて月・火・水は10℃少し、木曜日くらいまで大体同じ。来週末になるとまた上がってきます。『じゃあどうしよう?目安を下さい』となると思います」
【室温別の適した寝具】
25℃以上 ・・・「タオルケットなど」
20℃~25℃・・・「薄手のふとん」
15℃~20℃・・・「少し厚手のふとん または薄手の毛布」
15℃以下 ・・・「厚手のふとん+毛布」
ホランキャスター
「上記は、室温別の適した寝具となり、気温とは違います」
國本気象予報士
「部屋に温度計を置きましょう。そうすると室温が分かると思います」
ホランキャスター
「(温度計は)通販にも1000円以下でたくさん売っています。これ一回買うと通年使えますし。とっても便利です。これを参考に室温計を手に、皆さんアレンジしていただけたらと思います」
井上貴博キャスター
「萩谷さんは何か気温の変化対策はされてますか?」
萩谷麻衣子弁護士
「先週、冬用のコートはクリーニングに出し、冬用の毛布はしまってしまい風邪をひきそうです。今日はヒーターつけてなかったので猫が風邪ひいてないか今も心配で。でも今は薄いコートしかないんですけど、首の巻物を持って歩くと体温調整できるのかなと思います」
井上キャスター
「手首、足首、首から風邪をひくって言いますし。本当にこの時期は気温変動が大きいので気象予報士の皆さんの仕事に支えられます」
國本気象予報士
「15日も寒いのでちょっと気をつけていただきたいです」
(14日17:56)
コメントを書く