4月13日は喫茶店の日 新旧喫茶店の看板メニュー「クリームソーダ」を調査

4月13日は喫茶店の日 新旧喫茶店の看板メニュー「クリームソーダ」を調査

4月13日は喫茶店の日 新旧喫茶店の看板メニュー「クリームソーダ」を調査

4月13日はおよそ130年前に日本で初めて珈琲店が誕生したことにちなみ、「喫茶店の日」とされています。王道から変わりダネまで、新旧喫茶店で今も愛される看板メニュー「クリームソーダ」を調査しました。

■老舗喫茶店「古城」

上野駅からほど近いこちらの店、入り口は一見入りにくそうですが、一歩入れば豪華な地下へと続く階段。中は広々としたレトロな空間が広がっています。

ここは創業59年の老舗喫茶店「古城」。

店内を彩るのは色鮮やかなステンドグラス。さらに歴史を感じるランプやイスなども創業当時のものです。人気メニューは、マスターが1杯1杯心を込めてつくるコーヒーとミックスサンドのセット(1300円)。

お客さん:
「落ち着いた空間にいることでちょっと背伸びした感じで楽しんでます」

お客さん:
「美味しいコーヒーを飲んで、ゆったりできる開放感があって、その辺が魅力じゃないかと思う」

この超王道の喫茶店が出すクリームソーダは、まさに昔ながらの一品。さっぱりとしたメロンソーダに甘さ控えめなバニラアイスを乗せた、創業当時から変わらないオーソドックスなスタイルです。

山口史栞記者:
「メロンソーダのジュースとアイスクリームがさっぱりしていて、とても飲みやすいです」

4月13日は「喫茶店の日」。
1888年のこの日、東京・上野で日本初の喫茶店がオープンしたことにちなんでいます。

■銭湯に併設された喫茶店「喫茶深海」

こちらは北区十条にある銭湯・・・?

山口史栞記者:
「入ってすぐに昔ながらの下駄箱がありますね」

実はこちら創業74年の銭湯なんですが、そこに併設された喫茶店があるんです。喫茶店だけの利用も可能です。

人気は「深海ゼリー」(380円)。
この個性派喫茶店が出すクリームソーダは海の中をイメージしたきれいなブルー。ブルーハワイとカルピスをソーダで割った爽やかな味わいのクリームソーダです。お風呂上がりに1杯・・・最高のシチュエーションです。

喫茶深海 広瀬礼奈さん:
「お風呂に入ると、すごく心が和むので、そのままの気持ちでこちらに立ち寄っていただいて。こちらで隣になった人と仲良くなってコミュニケーションが生まれたりとか、そういった形で利用いただけるのが1番良いかなと思います」

■去年3月オープンの喫茶店「旅する喫茶」

続いては去年3月にオープンしたばかりの「旅する喫茶」。人気メニューは15種類のスパイスを配合した「旅する喫茶のチキンカレー」(1000円)。鶏肉ホロホロ系の本格派のカレーです。

こちらのお店で今、話題となっているのが種類が豊富なクリームソーダ。特に人気なのは5種類のシリーズ。実は、全て“空”をテーマにして作られているんです。

「青空」「夕空」「夜空」。

そして、雨の日限定の「雨のクリームソーダ」です。
気になる5つ目の「空」は・・・美しい茜色の空見事なグラデーションで表現したクリームソーダです。

そのお味は・・・

お客さん:
「幸せな味がする」

こちらのお客さんが飲んでいるのは限定の「柚子のクリームソーダ」。

お客さん:
「美味しい」

夜の時間帯にはお酒の入った変わりダネ「大人のクリームソーダ」も登場。

旅する喫茶 玉置直樹店長:
「各地方に行ったときに仕入れてきた現地の食材のクリームソーダとか。すごく可能性があるなっていうのを改めて感じましたね」

レトロな中に、進化もある。改めて喫茶店の魅力を味わってみてはいかがですか。

(13日19:13)

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