【特集】2時間待ってでも食べたい!話題の絶品パン【Nスタ】

【特集】2時間待ってでも食べたい!話題の絶品パン【Nスタ】

【特集】2時間待ってでも食べたい!話題の絶品パン【Nスタ】

2時間待ちするほどの人気のボリュームパンに、人形町で100年以上愛されるクリームパン。注文殺到の人気パンとは?

■一斤丸ごと ボリューム満載!話題のカフェ

まずは、東急三軒茶屋駅から徒歩約7分のカフェ『コーヒーアンドトースト』。雨にもかかわらず、店の前には長い行列が!

店内をのぞいて見ると・・・あちこちに貼られているのがイラスト。実はこれがメニューになっていて、約40種類の中から選べるのです!

女性2人組のお客さんが注文したパンは、“グラタンパン”。一体どんなパン?

今か今かと待っていると・・・“グラタンパン”を見るや、目を見開いて驚きます!
それもそのはず、食パンから溢れ出ているのは大ぶりなえびやホタテがたっぷりのクリームグラタン(“ぽっかぽか”えびとホタテのグラタンぱん 2380円)!

さらにパンを切れば溢れ出る濃厚なクリーム。お店のメニューはどうやら普通のパン屋さんとは一味違うようで・・・メニューの入れ替えがあるため常時販売ではありませんが、食パン丸ごと1斤の中にはたっぷりのチョコレートクリームが入ったもの(“もちもちトロトロ”チョコレートクリームぱん)や、パンの中に隙間なく入り込んだ、ぷにぷに食感のチョコプリン(“ぷにぷに”のチョコぷりんぱん)。さらに、ホイップクリームたっぷりのパン(“たっぷり”ホイップクリームのぱん)も!

でも甘いものばかりではありません。こちらも常時販売ではありませんが、ビーフシチューとステーキの“ステキ”な出会いを果たしたパン(ビーフシチューとビーフステーキのビーフづくしのぱん)もあります!

お客さんもこれまで見たことのないパンに“映え”が止まりません!

これらのボリュームパン、1200~3800円ほどと通常と比べて少々値段は張りますが、皆さんの感想はと言うと・・・

“どっぷり”ザ チーズバーガー(2680円)を食べた男性客
「ハンバーグもボリューミーだったので、あのお値段は逆に安い」

ボリューム満載のパンの中で一番人気なのが、食パンの中にたっぷり入った抹茶ショコラをオーブンで約10分焼き上げた後、贅沢に抹茶をふりかけた「“とろける”抹茶ガトーショコラぱん」(2580円)。

人気のパンをいただいてみました!

仲谷亜希子レポーター
「結構(抹茶ショコラの)量入ってるんですね。このパンの生地、本当に雲みたいにふかふかで。さらに奥にいくとしっとり生チョコレートを食べているようにとろけていく」

パン好きを夢中にさせるのはインパクトだけでなく、食パンそのものにありました。

店長がさまざまな食パンを食べ比べて選んだのは、もちもちした食感に優しい甘さが特徴の老舗の人気食パン店のもの。

女性客
「美味しかった。餅が入ってると勘違いするくらいもちもち」

■メニューは700種類!なぜ誕生?

こだわりのボリュームパン。実はこれまでに700種類近くのメニューが誕生!

さらに・・・チーズとハムをそれぞれ10枚ずつ入れ、ハムカツとハッシュドポテトを一緒に積み上げたビッグなバーガー!高さはなんと15センチ以上(ミルフィーユチーズ ハム&ポテト 2260円)。

しかし、一体なぜこのボリュームパンが生まれたのでしょうか?

もともとは店長がまかないで作っていたという、これらのパン。それをSNSで投稿したところ、お客さんから大反響!「店で食べたい」という要望からメニュー化が実現しました。

コーヒーアンドトースト店長
「日々食べたいものを作って、それをSNSであげている感じ」

パン好きを唸らせるメニュー。今も増え続けています!

■創業なんと101年! 昔懐かしの味

続いてやってきたのは人形町の『サンドウィッチパーラーまつむら』。ここで作り続けているのは4代目の松村実さん。全て手作りです。

メニューは、定番のカレーパンやベーグルなど約100種類。毎朝午前4時から1人で作り続けているのです。

店のオープンは朝7時。皆さん決まったトレイに手を伸ばしているようです。

1番人気はカスタードクリームがたっぷり入った、どこか懐かしいクリームパン120円。創業当時から変わらぬレシピで、中のクリームは砂糖や牛乳、卵などをシンプルに混ぜ合わせただけ。
1日100個近く作るというこのクリームパン。でも午前中で売り切れちゃうこともあるのだそうです。

他にも、人気のあんぱんは120円。大ぶりな具材が入ったカレーパンも、チョココロネも130円。とってもリーズナブル!

他にはない、15年ほど前に誕生した、こんな名物パンもありました。なんと・・・ちくわとパンが融合した「ちくわドック」(165円)!大ぶりななちくわの下にはツナマヨがたっぷり。

■価格は据え置き 5代目候補も奮闘

この『まつむら』、創業は大正時代の1921年。101年も続く老舗のパン屋さんです。
変わらないのは、伝統の味だけではありません。ほとんどの原材料の値上げが続く中、価格はほとんど変えていないそうです。

サンドウィッチパーラーまつむら4代目 松村実さん
「(値上げの)影響は大きいけど、やっぱりうちの努力でお客さんに喜んでもらえる価格でやっていきたい」

そんな愛されるお店を支えているのは、ピッカピカの1年生。長男の忠宣くん6歳。

忠宣くん
「こないだお母さんが(レジを)間違っていたよ。よかったよ、僕が金額を出せて」

立派な“5代目候補”ですが、父親は・・・

サンドウィッチパーラーまつむら4代目 松村実さん
「無理強いはしたくないけど、(お店を)自分もやりたいってなったら、やってもらいたいです」

並んででも食べたい絶品のパン。時代は変わっても、さまざまな形で愛され続けています。
(12日19:01)

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