駅への攻撃は「フェイク」 米ロの駐日大使が“応酬” ※動画視聴の際はご注意ください(2022年4月12日)
ロシアのラブロフ外相は57人が犠牲となったウクライナ東部の駅への攻撃について「フェイクニュース」だと語り、ロシア側が出す情報こそが正しいと主張しています。
ウクライナ東部クラマトルシクでのミサイル攻撃。この残虐な光景を目にしたロシアの大臣は軍の関与を否定しました。
ロシア、ラブロフ外相:「こうしたフェイクニュースではなく、ロシアが示す情報に目を向けるべきだ」
これまで繰り返し主張してきた「フェイクニュース」。
ウクライナ、ゼレンスキー大統領:「駅への攻撃はロシアによる新たな戦争犯罪だ。関与した者は法による裁きを受けるだろう」
国連でもロシアは非難に猛反発。
イギリス代表:「性的暴行の新たな報告を受けている」
ロシア代表:「ロシア兵をサディストなどに仕立てる明確な意図がある」
ロシア側は侵攻による犠牲などがウクライナの自作自演の「偽旗作戦」だと主張しています。
首都キーウ近郊のブチャで多くの民間人の遺体が発見された際も外務省報道官は「西側メディアがフェイクを拡散している」と強調。
フェイクニュース対策の名目で国内の情報統制を行っているロシアですが、SNSを使って海外へも独自の発信をしています。
日本でもSNSによる異例の対決が・・・。発端は、この投稿です。
エマニュエル駐日米国大使:「ロシア軍は恥ずかしげもなく人道支援部隊を襲撃し、食料や医薬品を盗んでいるため国際的な支援がこれまで以上に必要となっています」
これにガルージン駐日ロシア大使は・・・。
ガルージン駐日ロシア大使:「米国政府とNATO(北大西洋条約機構)関係者とが強迫的に嘘を付き続けているのは厚かましい限りだ」
これに再度、海外メディアの投稿をあえて張り付け、アメリカ大使が反論。
エマニュエル駐日米国大使:「きっと制裁で予算が厳しくなり、ケーブルテレビを解約せざるを得なかったのでしょう。それなら私がお手伝いしましょう」
公式アカウントで言い争う異例の展開。こうしたなか、日本でも複数のSNSのアカウントが親ロシア派への世論形成に利用されている疑いがあることが新たに分かりました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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