「ニラ」と思い給食に・・・ 実は「スイセン」 園児12人が食中毒(2022年4月12日)

「ニラ」と思い給食に・・・ 実は「スイセン」 園児12人が食中毒(2022年4月12日)

「ニラ」と思い給食に・・・ 実は「スイセン」 園児12人が食中毒(2022年4月12日)

 ニラと間違えてスイセン類を給食で提供し、食中毒です。

 食中毒が発生したのは京都市内の子育て支援施設です。

 給食を食べたのは園児と職員、合わせて77人。うち、4歳から6歳の12人が嘔吐(おうと)や発熱などの食中毒症状を訴えました。

 保健所が調査をすると、「ニラのしょうゆ漬け」に有毒成分を含むスイセン類を使っていたことが分かったそうです。

 施設側:「知人からニラだと言われ譲り受け、施設内で栽培したものを使用した」

 施設側は「ニラ」だと思い、敷地内で“スイセン類”を育てていたといいます。

 東京都薬用植物園・中村耕主任研究員:「スイセンは場所によっては(生育が)貧弱で、よりニラっぽく育つ」

 生育環境によっては、スイセンが線の細いニラの様に育つ場合があり、区別が難しくなるそうです。そんな時は、香りです。

 東京都薬用植物園・中村耕主任研究員:「葉をちぎった時の匂いが、あるかないかが一番の見分けポイント」

 香りの他にも花の様子や咲く時期、根の形にも違いがあるため見分ける参考になるそうです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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