【天然記念物】アマミノクロウサギの生息が確認 徳之島南部
鹿児島県の一部エリアで生息する国の特別天然記念物「アマミノクロウサギ」が、これまで確認されていなかった徳之島の南部でも新たに確認されました。
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国の天然記念物「アマミノクロウサギ」は、鹿児島・奄美大島と徳之島に生息する固有種です。徳之島では2003年時点で約200頭しか生息しておらず、生息地域も北部・天城岳と中南部・井之川岳を中心とする地域に限られていました。
こうした中、今年に入り、徳之島の別の場所でも、アマミノクロウサギの生息が確認されたといいます。
環境省・徳之島管理官事務所 福井俊介さん
「犬田布岳という所で、生息が確認されました。環境省で自動撮影カメラを仕掛けていて、そのうちの2地点で確認されました」
これまで確認されていた2つの地域に続き、徳之島の南部、伊仙町の犬田布岳の山頂付近などでも、生息が確認されたのです。
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環境省は、2012年から今回生息が確認された犬田布岳で調査を開始しました。2015年に1度生息を確認しましたが、それ以降は一度も確認できていませんでした。7年ぶりの生息確認に定着への期待も高まります。
環境省・徳之島管理官事務所 福井俊介さん
「(伊仙町には)大昔には生息していたと考えられる。生息が回復してきたことで、昔の状態までクロウサギの生息状況が戻ってきたのが大変重要」
環境省では、アマミノクロウサギが定着するよう住民に対し、「天敵となるネコの適正な飼育」を呼びかけています。
(2022年4月11日放送「news every.」より)
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