NATO外相会合 ウクライナさらなる軍事支援訴え
7日に閉幕したNATO=北大西洋条約機構の外相会合ではウクライナへの支援の強化で合意しました。参加したウクライナの外相はさらなる軍事支援を訴えています。
ベルギーのブリュッセルで行われたNATO外相会合ではウクライナに対して、旧ソ連時代の兵器のほか、近年開発された最新鋭の軍事装備品も含め提供し続けることを確認したということです。
ウクライナ クレバ外相
「私のテーマはシンプルに3つある。兵器、兵器、兵器だ。より多くの人命を救うことが出来るし、都市や村は破壊を免れ、ブチャのようなことも起こらない」
会合に参加したウクライナのクレバ外相は、さらなる軍事支援の必要性を訴えました。外相会合では、ロシアによる生物・化学兵器の使用を想定した装備品の提供も確認されたとみられています。
ウクライナの首都キーウ北部に展開していたロシア軍は撤収したとされますが、NATOのストルテンベルグ事務総長は東部で戦闘が激化する可能性を念頭に、「重大な局面を迎える」と警戒感を強めています。
(08日11:07)
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