“全国最多”感染水準の沖縄 最前線医師語る「変化」とは(2022年4月6日)
新型コロナウイルスの東京の新規感染者は8652人と依然高い水準となっています。その東京を上回る感染の水準が続く沖縄では医療現場である変化が起きていました。
ランドセルを背負って初めての登校。
6日、都内の多くの小学校で入学式が行われました。
新1年生:「(Q.小学校に入ったら何が楽しみ?)給食です」
南池袋小学校の入学式では保護者の出席は2人まで。
座席の間隔は距離が取られ在校生は代表者だけとするなど人数が絞られました。
マスクを外してしっかり顔見せ。
新型コロナウイルスの感染拡大から3度目の春を迎えました。
オミクロン株の亜種BA.2への置き換わりが急速に進んでいるとみられる東京。
6日の新たな感染者は8652人。
先週の水曜日から868人減りましたが依然、高い水準のままです。全国の感染状況が下げ止まり傾向にあるなか、一部地域では、リバウンドが見られ始めています。
直近7日間の人口10万人あたりの感染者数が全国で唯一500人台となった沖縄県。6日、新たに1410人の感染が確認されました。
1400人を超えるのは1月以来で、これで15日連続で前の週の同じ曜日を上回りました。
テーマパークおきなわワールドでは春休みを利用して観光客が訪れるなど客足が戻ってきているといいます。
おきなわワールド・上間悟事業所長:「4月5月の修学旅行の予約も、今現在多数頂いている状況です。感染状況が高止まりしている状況もあり、この先の心配はもちろんあります。基本的な感染予防対策をしっかりとって行動する。今はこれしかないと思います」
沖縄県の医療提供体制について最前線にいる医師は・・・。
沖縄・北部地区医師会病院、田里大輔医師:「この1カ月ぐらい入院患者数はずっと1桁だったんですね。5~6人とか。ただ先週から今週にかけてちょっとずつ増えてきて、きょうはもう14人まで増えてきているんですけど、やはり急激ではないんですけど徐々に入院される方が出てきています。オミクロン株BA.2というタイプのウイルスが確実に増えてきていて、人の動きが出るシーズンということと置き換わりというのが感染者の増加に寄与している可能性はあると考えています」
今後、感染者の増加傾向は続くとみていますが、第6波当時より3回目のワクチン接種が進んでいることから爆発的な感染拡大にはつながらないとみています。
沖縄・北部地区医師会病院、田里大輔医師:「ゴールデンウィーク明けくらいまでは減るような状況にないと思っていますので、徐々に増えてくるのは1カ月ぐらい続くんじゃないかなと」
5日時点での3回目のワクチン接種率は43%。新たにワクチン接種担当となった松野官房長官は初仕事で、こう呼び掛けました。
ワクチン接種推進担当・松野官房長官:「特に若年層がワクチン接種を受けやすい環境を整備していくことが今後重要だと考えております」
感染第7波は来るのか。3回目のワクチン接種がウィズコロナ時代にも求められています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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