高島屋 不要になったデニムを回収し新しいデニムにリサイクル
デパート大手の高島屋は不要になったデニムを回収して新しいデニムにリサイクルする取り組みを始めました。
記者
「こちらのデニム、はかなくなった不要なデニムをリサイクルして作られているんです」
高島屋が発表したのは、不要になったデニムを回収して新たなデニムに生まれ変わらせる取り組みです。
店舗にボックスを設置してデニムを回収します。繊維会社のクラボウとタッグを組み、回収したデニムは分解して糸にし、新たな生地を織り製品に仕上げます。
デニムは製造工程で大量の水を使うことから環境負荷が高いとされていますが、素材をリサイクルすることで水の使用量を大きく削減できるということです。
有名デニムブランドが監修し来年の春から高島屋で販売される予定です。
三越伊勢丹も廃棄予定だった中古デニムのリメイク販売を行っていて、大量廃棄や汚染などファッション産業の環境負荷が問題となる中、百貨店各社は循環型の取り組みを加速させています。
（06日11:07）
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