【ウクライナ情勢】日本に避難で”安堵の涙” 5日“避難民20人”政府専用機で日本へ
UNHCR(=国連難民高等弁務官事務所)によると、3日現在、ウクライナからの避難民は421万人を超えたといいます。林外務大臣は4日夜、日本行きを希望するウクライナ避難民20人を、政府専用機の予備機に搭乗させることを明らかにしました。
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ポーランド第2の都市クラクフで3日、避難民のためのチャリティーイベントが行われていました。ウクライナの歌を手拍子しながら合唱し、祖国に思いをはせていました。
ウクライナからの避難民 ダシャさん(14)
「私は母国が大好きです。停戦になると期待して母国に帰りたい」
UNHCRによると、3日現在、ウクライナから逃れた人たちは421万人を超えたといいます。2日に来日した大学生のアナスタシアさんもその1人です。
心身ともに疲弊した中での避難。アナスタシアさんの滞在先には、支援団体を通じてコップやスプーン、パジャマや食料などの日用品が届けられました。
日本に避難したアナスタシアさん(23)
「日本に知り合いがいて、『日本に来ないか』と誘われてうれしかった。チャンスを与えてくれて本当に感謝しています」
ほっとした反面、ウクライナに残る家族や友人のことが心配だといいます。
アナスタシアさん
「数人の友人とは連絡が途絶えました。無事を祈っています。この状態がまもなく終わるよう祈っています」
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訪問先のポーランドから帰国する林外務大臣は、日本時間4日午後9時ごろ、日本行きを希望する避難民20人を政府専用機の予備機に搭乗させることを明らかにしました。
林外相
「故郷から遠く離れた日本にあっても安心して生活できるよう、最大限サポートしてまいります」
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一方、30万人以上が避難しているドイツで、相次いで開かれているのがウクライナ人向けのドイツ語講座です。
ドイツ語講座を受けるウクライナ避難民
「えっと、私の息子は…」
ドイツ語講座の先生
「いいえ、発音が違いますよ」
10日前に開講したドイツ語講座のオンラインクラスは、約200人の定員がすぐに埋まったといいます。
ドイツ語講座を受講 ウクライナ避難民
「取得した学位をドイツでも承認してもらう手続きのために、ドイツ語を学んでいます」
幼い娘を連れて避難し、ドイツ語講座を受講しているという女性は、「私たちを受け入れてくれたこの国(ドイツ)の人に、感謝の言葉を伝えたいんです」と話しました。
(2022年4月4日放送「news zero」より)
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