【毒ガスと戦争】「毒ガスの方程式を忘れることはできない」大久野島にあった旧陸軍毒ガス工場で製造にかかわった男性 亡くなる前の最後の証言|TBS NEWS DIG
「毒ガスの方程式を忘れるということは、戦争人間であったということを忘れることになる。忘れろと言われても忘れない。忘れることができない」
広島県・竹原市にある大久野島で旧陸軍の毒ガス製造に従事し、戦後、“加害の歴史”を証言してきた藤本安馬さんが2022年12月11日に96歳で亡くなりました。
戦後は毒ガスの影響で患ったガンと戦いながら証言を続けてきた藤本さん。
「毒ガスを作って中国人を皆殺しにする。これを当たり前だと思う人間になってしまっていたんだ」
亡くなるおよそ7か月前、記者に語った言葉。
藤本さんが77年間、心に持ち続けた想いとはー。
最後の証言をまとめました。
#大久野島 #毒ガス #戦争 #藤本安馬 #旧陸軍
00:00 藤本安馬さんの生い立ち
04:15 「お金をもらいながら勉強ができる」15歳で大久野島に渡る
09:22 毒ガスを作るため「ルイサイト」の化学式を学ぶ
37:05 「ちりも積もれば山となる」毒ガスを吸い込んでいた
42:22 軍国主義思想を刷り込まれていた
1:09:51 大久野島の過去とは
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