【東京湾のトド】「比較的 動ける元気がある」指摘も
少なくとも3日前から羽田空港近くの東京湾に姿を見せているトドですが、18日もリラックスした様子で過ごす姿を見せました。飛行機の音にも慣れた様子です。専門家は「比較的動けるような元気があるため、現状では保護の必要はない」との認識を示しました。
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18日午前8時前、トドは羽田空港のすぐそばの東京湾に姿を見せました。
リポーター
「きょうは元気そうだね。きょうは姿勢がいいね」
トドは体を触ったり、あくびをしたり、リラックスした姿を見せてくれました。
トドは日本近海では北海道周辺に出没しますが、少なくとも3日前から羽田空港のそばにとどまっています。飛行機の音にも慣れた様子です。
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2014年、同じく関東の千葉・山武市で衰弱したトドが見つかったこともありました。市の要請で、水族館の職員が保護にあたっていました。
加藤聡 記者
「海側には、アミを持ったウエットスーツ姿の鴨川シーワールドの職員。あー、かなり大きく暴れています」
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ただ東京湾のトドに関して、鴨川シーワールドの飼育員・加納幸司さんは、「比較的、動けるような元気はあると思います。今のところは保護する必要はないのでは」と指摘しました。
午後2時半ごろ、羽田空港近くの海上に向かいましたが、いつもの場所にトドの姿は見当たりませんでした。
鴨川シーワールド飼育員 加納幸司さん
「(エサの)イカやタコなどは東京湾にいるものなので、そこに居つくことはあると思う」
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一方、大阪湾・淀川河口付近に迷い込み、13日に死んだクジラ「淀ちゃん」のそばには花が手向けられていました。
子ども
「淀ちゃん大好き。潮吹くところ見たかった」
大勢の人が見守る中で、死骸を沖合に沈めるための作業が始まりました。午後1時ごろ、クレーンで水面から引き揚げられた「淀ちゃん」の全身があらわになりました。体はかなり大きいことが一目でわかります。クジラは腐敗するとガスが発生し、膨らんで爆発する恐れがあるため、中にたまったガスを抜く作業などが行われました。
死骸は19日、和歌山県と徳島県の間の海に沈められるということです。
(2023年1月18日放送「news every.」より)
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