「とても祝える状況ではない」沖縄・本土復帰からまもなく50年 ハンガーストライキを続ける男性の思い|TBS NEWS DIG

「とても祝える状況ではない」沖縄・本土復帰からまもなく50年 ハンガーストライキを続ける男性の思い|TBS NEWS DIG

「とても祝える状況ではない」沖縄・本土復帰からまもなく50年 ハンガーストライキを続ける男性の思い|TBS NEWS DIG

5月15日は、沖縄が本土に復帰してからちょうど50年の節目です。しかし、「とても祝える状況ではない」とハンガーストライキを続ける大学院生がいます。

雨模様となった13日の東京。

沖縄県宜野湾市出身の大学院生、元山仁士郎さんのハンガーストライキは5日目に入りました。求めているのは、アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設断念や、日米地位協定の見直しなど。

総理官邸前、自民党本部前など、連日、場所を変え、13日は移設工事を受注したゼネコンの本社前でハンガーストライキを続けました。

元山仁士郎さん
「5月15日で沖縄が日本になって50年を迎えるわけですけども、沖縄の人が望むような形になっていない状況で、この日を祝うということがあって良いのか」

沖縄が本土に復帰したのは、1972年の5月15日。50年経った今も、日本のアメリカ軍施設の7割が沖縄に集中しています。

元山仁士郎さん
「本土の人たちは基地問題を忘れてしまったのかと」

岸田総理(衆・本会議 去年12月)
「日米同盟の抑止力の維持と普天間飛行場の危険性の除去を考え合わせたとき、辺野古移設が唯一の解決策です」

元山さんは13日、日本外国特派員協会で会見し、こう訴えました。

元山仁士郎さん
「台湾有事だとか軍事強化、安全保障をもっと軍事的に強化しないといけないという議論については、沖縄の人達が犠牲になると言うことをどれくらい想定しているのか」

口にするのは塩と水だけ。元山さんは、ドクターストップがかかるまでハンガーストライキを続けるとしています。

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