韓国・国防相、北朝鮮への先制攻撃に言及 文政権では異例(2022年4月1日)
北朝鮮が新型のICBM（大陸間弾道ミサイル）を発射するなど南北間の緊張が高まるなか、韓国の国防相が北朝鮮への先制攻撃に言及しました。
徐旭（ソ・ウク）国防相は1日、陸軍と空軍のミサイル司令部の改編式に出席し、「北朝鮮のミサイル発射兆候が確かな場合は発射地点と指揮・支援施設を打撃できる能力と態勢を備えている」と先制攻撃に言及し、北朝鮮を牽制（けんせい）しました。
また、徐氏は「軍は様々なミサイルで北朝鮮のどんな標的も正確・迅速に打撃できる」とも強調しています。
北朝鮮との融和に最優先で取り組んできた文在寅（ムン・ジェイン）政権の閣僚が先制攻撃に言及するのは極めて異例です。
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