「位置は確認した」…20代女性のリュックにGPS “ストーカー”61歳の男逮捕(2022年6月27日)
20代の女性のリュックにGPS機器を入れ、居場所を特定するなどしたストーカー容疑で61歳の男が送検されました。女性がリュックに不審な物体が入っていることを不審に思い、事件が発覚しました。
25日、検察に送られた男。61歳で近所の人によれば妻子がいますが、20代の女性に交際を迫っていたといいます。その思いは「一線」を越えてしまったのでしょうか。
ストーカー規制法違反の疑いで逮捕されたのは千葉県四街道市の会社員・今関尊丸容疑者（61）。
知人の20代の女性に対し、居場所を特定するなどのストーカー行為をしたとされます。
その手口。
今関容疑者は今年2月、この女性の家を訪ねた際、女性のリュックにGPS機器を入れたとされます。
これを使い、72回にわたって居場所を特定するなどしたとされます。
警察によれば、20代の女性は数年前に趣味の「カメラ撮影」を通して今関容疑者と知り合いました。
一方的に好意を伝えられ、交際を迫られていたといいますが、近所の人は…。
近所の人：「（今関容疑者は）ごく普通の旦那さんという感じ」「（Q.（今関容疑者の）家族構成は？）普通に奥さんとお子さんがいらして、みたいな。（子どもは）成人してらっしゃる方」「（Q.ストーカー行為をしそうなタイプか？）いや、全く全く。そんなのは全くなく…」
今関容疑者が使った機器は、4センチから5センチの大きさ。GPSとは分からないように細工がしてあったといいます。
本来は子どもの見守りなどに使われ、我々が取材したレンタル会社によれば「国内なら、ほぼすべてのエリアで場所を特定できる」といいます。
今回、被害者の女性はリュックに「身に覚えのない物」が入っているのを不審に思い、警視庁に相談しました。
今関容疑者は「リュックの中には自分では入れていない」と供述。しかし…。
今関容疑者（供述から）：「GPSが（リュックに）紛れてしまった。女性に興味があり、（女性の）位置は確認した」
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
