「迷ったら相談してほしい」きょうから“18歳”成人に トラブルの懸念も(2022年4月1日)

「迷ったら相談してほしい」きょうから“18歳”成人に トラブルの懸念も(2022年4月1日)

「迷ったら相談してほしい」きょうから“18歳”成人に トラブルの懸念も(2022年4月1日)

4月1日から“大人”として扱われる年齢が、これまでの20歳から18歳に引き下げられました。18~19歳が一斉に“成人”になります。

きょうから“成人”鈴木愛佳さん(19):「いつまでも両親に相談するわけにはいかないので、自分から調べてみたりして、判断に責任を持って行動していきたい」

母・紀子さん(57):「できることも色々増えてくると思うが、よく考えながら行動してほしい」

父・隆志さん(58):「初心を忘れないで、立派な大人・社会人になってほしい。より頑張ってほしい」

大きな変化の1つは、保護者の同意がなくてもクレジットカードを作ったり、携帯電話の契約などもできるようになること。その一方で、懸念されているのは消費者トラブルの増加です。

1日から成人年齢が18歳に引き下げられたことを受けて、『消費者ホットライン18+』では、若者向けに電話相談窓口が開設されています。若い人からはSNSなどを通じた儲け話や美容関連の高額請求などの相談が多いといいます。

消費生活相談員・松本恭子さん:「今までは『失敗したな」という時も“未成年者取消権”で回復できたところが、簡単に取り消しができなくなってしまうので、通信販売でポチッとする時も契約内容をよく確認しないと大変なことになる」

未成年が保護者の同意を得ずに結んだ契約は、原則としてあとから取り消しができますが、1日から18~19歳は対象外となります。

18歳の娘を持つ親:「ただの心配しかないかも、責任が。どれだけ本人が自覚しているのかなと」

18歳の娘を持つ親:「迷ったら相談してほしいと思う。自分では決めないで、まずは親に」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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