【新型コロナ】春休みで“外出”増加 “マスク装着不十分”で子ども感染増加も…

【新型コロナ】春休みで“外出”増加 “マスク装着不十分”で子ども感染増加も…

【新型コロナ】春休みで“外出”増加 “マスク装着不十分”で子ども感染増加も…

4月1日、東京の新型コロナウイルスの新規感染者数は7982人となり、前の週の同じ曜日を上回りました。「第7波」は始まっているのか。春休みで外出も増えている若い世代の感染が増加しています。

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花冷えの寒さもなんのその。神奈川・横浜市の遊園地「よこはまコスモワールド」には、開園と同時に行列が吸い込まれていきました。

遊園地に遊びに来た子供
「ジェットコースターぐるぐる回って楽しかった」

遊園地に遊びに来た男性
「手洗いうがいとか消毒ですね、必ずやってるよね」

引き続き感染対策は求められますが、コロナ前の春よりも来園者数が多い日もあるといいます。

東京・原宿では、飲み物などを片手に持って歩く多くの若者の姿がありました。

14歳
「手洗いうがいはちゃんとしてるよね」

14歳
「私はマスクをいつも予備用を持ってたり」

中には、身近な人が感染したと話す人もいました。

――お友達とか感染したことは?

14歳
「あります」

18歳
「あります」

身近な人が感染した実感は実際に数字にも表れていて、後藤厚労相は「この数日の1週間の移動平均は増加傾向になっている」と、従来のオミクロン株より感染力が強いとされるBA.2の拡大に警戒感を示しました。

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こうした中、東京では4月1日、7982人が感染し、2日ぶりに前の週を上回り高い水準のままです。

1日朝も、東京・港区にある小児科「クリニック ばんびぃに」では、子供たちのPCR検査に追われていました。最近の傾向は――

クリニック ばんびぃに 時田章史院長
「この1週間ぐらいで50%ぐらいという形で、陽性になる方が増えてきています」

先月中旬には3割ほどまで下がっていた子供の陽性率が、先週から約5割に上がったといいます。

また、厚労省のアドバイザリーボードも、直近の新規感染者数の10代以下の割合が約36パーセントだと指摘しています。

この状況の理由の1つとして、「クリニック ばんびぃに」の時田院長は「(今は)接触感染とか飛まつ感染がメインになったものですから、マスクを十分フィットさせることができない小さなお子さんたちが感染している」と話しました。

オミクロン株に置き換わった今、感染経路が接触や飛沫によるものが主流になったと分析。小さな子供たちはマスクを適切につけることが難しいことが理由の1つだとみています。

また、子供は感染しても症状があまり出ないことが多く、検査を受けずに出歩いてしまうケースもあります。

時田院長
「風邪かなと思ったら診断をし、(陽性と)診断を受けたらきちっと自粛すると。日々の感染対策をもう一度思い出して、しっかりと対策をしていただければと」

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そして、都がコロナと戦う武器として進めている3回目接種ですが、足立区の大規模接種会場では、1日に1900人が接種できますが、予約は半分ほどしか埋まらないといいます。

足立区ワクチン接種担当課 片岡則彰課長
「集団接種に限らず、医療機関も予約が止まっている状況」

まだ接種対象者が多くいる中、区が始めたのは、区外に住む人も対象にした「予約なし」の接種です。

今月9日からは、小児の接種も開始する予定だということです。
(2022年4月1日放送「news every.」より)

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