チョルノービリ(チェルノブイリ)原発 ロシア軍が“撤退”ウクライナ側が見方示す
ロシア軍がウクライナのチョルノービリ、チェルノブイリ原発から撤退したことが明らかになりました。一方、ロシア軍が包囲する南東部マリウポリでは市民の避難が妨害されているとの指摘が出ています。
ウクライナ国営の原発運営会社「エネルゴアトム」は先月31日、ロシア軍が占拠していた北部のチョルノービリ原発について「現在、部外者はいない」とSNSに投稿し、ロシア軍が撤退したことを明らかにしました。ただロシア軍は、捕らえていたウクライナの警備担当者を連れ去った、ということです。
またIAEA=国際原子力機関のグロッシ事務局長は声明でロシア軍が原発の管理をウクライナ側に戻したとウクライナ側から連絡を受けたことを明らかにしました。
軍の一部が原発を離れ隣接するベラルーシに向かって移動したとしています。
ウクライナ ゼレンスキー大統領
「今、(マリウポリは)ヨーロッパで最も怖い場所。そこは地獄、大惨事です」
一方、先月31日、ベルギーの議会で、オンラインで演説したウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシア軍が包囲を続けている南東部マリウポリの状況について「地獄だ」と訴えました。ゼレンスキー氏は「マリウポリからの避難ルートを確保しようと、出来るすべてのことを行っている」としたうえで「ほとんどの場合、ロシア軍が人々の移動を妨げ、救援物資の輸送もできていない」としてロシア側を強く批判しています。
アメリカ バイデン大統領
「史上最大の石油の国家備蓄の放出で歴史的な期間をかけて歴史的な供給を行う」
ウクライナ情勢は資源問題にも大きな影響を与えています。アメリカはガソリン価格の高騰を抑えるため石油の国家備蓄を今後半年間、1日あたり100万バレル放出するという追加の対応策を発表しました。
またインドでは。
イギリス トラス外相
「ロシアのウクライナ侵攻により、世界の安全保障は重要な局面を迎えている。だからこそ重要なパートナーだと考えるインドとの結びつきを強めている」
イギリスのトラス外相は31日、インドのジャイシャンカル外相と会談。
国連での対ロシア非難決議案の採択を棄権し、ロシアからの資源輸入を続けるインドの姿勢を転換させたいねらいがうかがえます。この日、ロシアのラブロフ外相もインドを訪問しています。
(01日11:27)
#チョルノービリ #チェルノブイリ原発 # ロシア軍 #撤退
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