センバツ高校野球 大阪桐蔭4年ぶり4回目のセンバツ優勝 近江との近畿勢対決を制す(2022年3月31日)

センバツ高校野球 大阪桐蔭4年ぶり4回目のセンバツ優勝 近江との近畿勢対決を制す(2022年3月31日)

センバツ高校野球 大阪桐蔭4年ぶり4回目のセンバツ優勝 近江との近畿勢対決を制す(2022年3月31日)

3月31日、センバツ高校野球の決勝は近江高校(滋賀)と大阪桐蔭高校(大阪)、近畿勢の対決となりました。

 近江の先発は山田陽翔投手。実は前日の試合でデッドボールを受けて足を痛めるアクシデントがありました。それでもここまで4試合を一人でマウンドを守ってきました。

 その注目の立ち上がり、いきなり味方のエラーでピンチを背負ってしまいます。続くバッターにはライト前ヒットを打たれ、先制を許してしまいます。

 さらに2回にも1点を奪われ、3回にはホームランも。エース山田投手ここで無念の降板です。しかし、代わってマウンドに上がった星野世那投手もホームランを打たれ、強力大阪桐蔭打線の勢いを止めることは出来ません。またこのホームランで大阪桐蔭は大会チーム本塁打を9本とし、あの桑田・清原選手のPL学園の記録を塗り替えます。

 なんとか反撃の糸口を見つけたい近江は5回、チャンスを作ると打席には途中からマウンドに上がった星野投手。打った打球はライト前へ抜け、1点を返します。さらに追加点が欲しい近江でしたが、大阪桐蔭2年生の前田悠伍投手が圧巻のピッチング。

 大阪桐蔭はその後も2本のホームランを放つなど得点を重ね18対1。4年ぶり4回目のセンバツ優勝を掴み取りました。大阪桐蔭は新チーム結成以来、公式戦負けなしでセンバツ制覇です。

 一方、敗れた近江は、京都国際高校の新型コロナウイルス感染を受け、開幕前日に繰り上げ出場。京都国際の思いも背負い、センバツ史上初、繰り上げ出場での決勝進出でした。

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