大学試験“問題流出”タイでも・・・学習支援アプリ投稿(2022年3月30日)
今年1月、大学入学共通テストの問題が試験中に流出し、19歳の女子大学生が書類送検された事件がありました。
実は、これと同様の事態が、東南アジアでも起きていたのです。
今月中旬、タイでは大学進学のための共通テストが行われ、およそ13万人が受験しました。
ところが、その試験中、「解答と解説をお願いします」というコメントとともに、数学と化学の試験問題の画像が、ある学習支援アプリに投稿されたのです。
このアプリは、利用者が宿題などで分からない問題の画像をスマートフォンで撮って送信すると、登録されている講師から、リアルタイムで指導を受けられるという仕組みです。
問題用紙は、正面から撮られたものが多くありました。試験に持ち込んでも違和感のない、メガネやペンに仕込まれたカメラで撮影されたとみられます。
タイでは、不正が発覚した場合、3年間、受験資格停止の重い処分を科していますが、それでも起きた“問題流出”に担当者は・・・。
テスト運営の担当者:「日本でも、非常によく似たことがあったという話を聞いた。今回の件を受けて、厳しいボディーチェックの必要性についても話しています。とにかく不正はしないでと伝えたい。もし、それがその時、成功したとしても、いずれ必ずばれる」
(「グッド!モーニング」2022年3月30日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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