6年7カ月ぶり円安水準に 物価上昇とダブルパンチ(2022年3月29日)

6年7カ月ぶり円安水準に 物価上昇とダブルパンチ(2022年3月29日)

6年7カ月ぶり円安水準に 物価上昇とダブルパンチ(2022年3月29日)

 ウクライナ危機とともに訪れた円安。

 松野官房長官:「為替の安定は重要であり、急速な変動は望ましくないと考えています」

 28日の外国為替市場で約6年7カ月ぶりに1ドル、125円台を付けました。その発端は・・・。

 FRB(米連邦準備制度理事会)・パウエル議長:「雇用と物価安定のため、連邦公開市場委員会は金利を0.25%引き上げます」

 16日、アメリカの中央銀行にあたるFRBが記録的なインフレの抑制に向けて政策金利の引き上げを決定。

 これを受け、市場では「日米の金利差が広がる」との見方から金利の高いドルを買って安い円を売る動きが進んで一時、119円台の円安に・・・。

 そして、さらに円安を加速させたのが28日に日本銀行が実施した異例の措置でした。

 指定した利回りで国債を無制限に買い入れ、長期の金利上昇を抑えようとしたのです。

 しかし、これを受けて市場では日米の金利差を意識した、さらなる円売りドル買いが進むことに。

 円の急落に与野党からは・・・。

 自民党・世耕参院幹事長:「これは全部、輸入している素材の値上がりにつながっていくわけですから、国民生活にどういう影響を与えるかはしっかり注視をしておく必要がある」

 国民民主党・玉木雄一郎代表:「円安が進んでいくと、その輸入物価が上がっていくということで、日本国内にインフレを招き入れるという政策になっているという。そうなると経済がますます悪くなっていくという悪循環に陥る可能性がある」

 一方、市場の懸念は日本だけではありません。

 ロシアのルーブルは経済制裁の影響で一時、暴落。外国製品も値上げしています。

 また、ウクライナ情勢を受けて世界的に原油や小麦など原材料の価格が高騰。コロナ禍で物流が混乱し、輸送コストも上昇しています。

 国内では4月から生活に必要なあれやこれやの値上げを各企業が次々と発表しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

ANNnewsCHカテゴリの最新記事