ウクライナ避難民に政府専用機 “異例”のスピード対応 G7の危機感【政治部長解説】

ウクライナ避難民に政府専用機 “異例”のスピード対応 G7の危機感【政治部長解説】

ウクライナ避難民に政府専用機 “異例”のスピード対応 G7の危機感【政治部長解説】

後藤政治部長に聞きます。日本は難民の受け入れに非常に消極的な国ですが今回の”異例”ともいえる対応、何があったのでしょうか?

岸田総理が避難民の受け入れを表明したのは先週行われたベルギーでのG7主要7か国首脳会合の場でした。国際社会に約束をした国際公約となったわけです。

それからまだ1週間経っていませんが、受け入れに向けた動きが表面化してきたということは、岸田総理の意欲の表れと思います。

政府専用機を用いた動きについて、政府関係者はこう言っています。「ウクライナからしても日本は遠いので、どのくらい希望があるか、現地で聴き取りや調整をしている」

つまり避難民の受け入れ人数などはまだ調整中であると言うことを示した発言ですが、それだけ岸田総理、日本政府としては速やかに救済・受け入れ態勢を進めたいという焦りにも似た思いがあるのだと思います。
(29日18:02)

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