桜満開の日・・・お台場“ヴィーナスフォート”最終日で行列 思い出に涙も(2022年3月27日)
各地で春本番の暖かさとなるなか、27日に東京などで桜の満開が発表されました。「まん延防止等重点措置」が解除されて最初の日曜日。桜の名所だけでなく意外な場所も混雑していました。
ソメイヨシノの満開が全国で一番乗りとなった福岡。
花見客:「めちゃきれい」「一番満開。素晴らしい」
まん延防止等重点措置の解除もあってか、公園には腰を据えて花見をする人も見られました。
一方、全国2番目に満開となったのが・・・。
花見客:「見頃だねと思って、良かったなって思った」「有名な場所だからこそ、こんなに色んな人が集まりに来るのかな」
都内には、さらに賑わう場所も。
皆さんのお目当ては東京・お台場の人気観光スポット「ヴィーナスフォート」です。
列の先頭には、こんなつわものが・・・。
先頭で開館を待つ大学生(19):「自転車で埼玉から来て、うちが越谷。1時間半くらい(かかった)」
午前11時。オープンと同時に客が向かったのが中世のヨーロッパの街並みを再現した広場です。
ここに20年前にも来たという夫婦。
来場客:「私はうれしい。また来られたので。(20年前は)ひたすら歩きました。手をつないで」
施設との思い出に浸る人。さらに、涙ぐむ人も・・・。
一体、ここでなにが起きているのでしょうか。
来場客:「なくなっちゃうのすごく寂しい。思い出しちゃって・・・」
実はヴィーナスフォートは、お台場の再開発に伴い、27日で22年を超える歴史に幕を下ろします。
広場ではイベントも行われ、別れを惜しむ人たちでにぎわいました。
来場客:「きょうはきれいなので、楽しんで帰りたい」
施設が開業した1999年のお台場。施設は「非日常な体験」を売りに人気を集め、これまでに2億人以上が訪れました。
来場客:「前のワンちゃんとの思い出がある。今の愛犬の思い出もある。寂しい」
列の先頭だった大学生にも思い出が・・・。
列の先頭にいた大学生:「友達と何回も来てて、一緒に受験のつらい話とかして、すごく思い出がある場所です。なくなるのは、ほんと寂しい」
施設の跡地の一部には2025年をめどに多目的アリーナが開業。スポーツやコンサートの会場となる予定です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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