日立の車部品子会社で検査不正 ブレーキ関連など20年超(2021年12月23日)
日立製作所は子会社で自動車の部品を検査せずに出荷したりデータを書き換えたりする不正があったと発表しました。
問題があったのは自動車部品メーカーの「日立Astemo」の山梨と福島の工場です。
山梨では半年や1年ごとに行うブレーキ構成部品の定期試験を実施せず架空のデータを記載していました。
2003年から今年3月までに分かっているだけで5万7000件の不正があったということです。
また、福島では少なくとも1000万本を超えるサスペンションの部品で、求められた条件を変更して検査した製品などを20年以上にわたって出荷していました。
日立は安全性に問題はないとしていて、社外弁護士による調査結果や再発防止策を改めて公表するとしています。
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