虐待の相談が“10年で約3倍に増加”中核市で4例目の「児童相談所」を設置 奈良市(2022年3月24日)

虐待の相談が“10年で約3倍に増加”中核市で4例目の「児童相談所」を設置 奈良市(2022年3月24日)

虐待の相談が“10年で約3倍に増加”中核市で4例目の「児童相談所」を設置 奈良市(2022年3月24日)

奈良市が、中核市としては全国で4例目となる児童相談所を設置し、4月から運用を開始します。

 奈良市では、ここ10年で児童虐待の相談件数が約3倍に増加していて、2020年度には1097件を記録し過去最多となっています。

 市は5年ほど前の2017年度から児童相談所の設置を進めていて、今年1月に施設が完成。50人規模の職員体制で、4月1日から運用を開始します。施設は「奈良市子どもセンター」と名付けられ、児童相談所のほかに、3歳以下の子どもやその保護者が利用できる子育て支援センターなども併設されています。

 (奈良市 仲川げん市長)
 「少子化時代と言われて久しいですけども、一方で子どもを取り巻く環境というのは逆に年々厳しくなっていると感じます。こうした矛盾を少しでも解決していける拠点として大きな役割を果たしていきたい」

 政令市ではない中核市が児童相談所を設置するのは、兵庫県明石市などに次いで全国で4例目です。

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