ロシア外相「NATO平和維持部隊の派遣は直接衝突に」欧州けん制
ウクライナにNATO=北大西洋条約機構の平和維持部隊を派遣するよう求める動きが周辺国で出ていることについて、ロシアのラブロフ外相は「NATOとの直接衝突になる」と強くけん制しました。
ロイター通信によりますと、ポーランドの首相が18日、NATOに平和維持部隊の派遣を要請する意向を示していて、24日に行われるNATO首脳会議で提案するとの見方が出ています。
ロシアのラブロフ外相は23日、こうした動きについて「ロシアとNATOの直接衝突につながる」と指摘。「誰もがあってはならないとしてきたことだ」として軍事衝突につながる恐れがあると強くけん制しました。
ペスコフ大統領報道官もこの日、「無謀で極めて危険な決定になる。ロシアとNATOの軍が接触すれば、取返しのつかない事態になりかねない」と警告しています。
(24日00:30)
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