国連総会緊急特別会合が再開 ウクライナで悪化する人道状況改善を訴える決議案採決へ
ウクライナへの軍事侵攻が続く中、国連総会では先ほどから緊急の特別会合が再開されています。
記者
「まもなく緊急の特別会合が開かれます。前回の非難決議を上回る圧倒的な賛成多数でロシアへの圧力を強めることができるか注目されます」
ウクライナで市民を含む多くの犠牲者が出つづける中、国連本部では日本時間の今夜10時ごろ、193の加盟国による国連総会の緊急特別会合が始まりました。
60を超す国が意見表明の演説を行った後、ウクライナで悪化する人道状況の改善を訴える決議案が採決される見通しです。
フランスとメキシコが作成した決議案はロシアの軍事侵攻が「悲惨な人道的結果」をもたらしたと非難していて前回、141か国が賛成し採択されたロシアへの非難決議を上回る数の国が賛成するのか注目されます。
ただ、直前になって前回ロシアに配慮し棄権に回った南アフリカがロシアへの言及を避ける独自の決議案を提出する動きも出ています。
(23日23:26)
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