まん延防止解除で街は“期待”と“不安”…アルバイトの応募が減り人手不足の飲食店も(2022年3月22日)

まん延防止解除で街は“期待”と“不安”…アルバイトの応募が減り人手不足の飲食店も(2022年3月22日)

まん延防止解除で街は“期待”と“不安”…アルバイトの応募が減り人手不足の飲食店も(2022年3月22日)

3月22日、大阪・兵庫・京都で約2か月ぶりに「まん延防止等重点措置」が解除されましたが、簡単には営業再開できない飲食店もあるようです。

 大阪・兵庫・京都に1月下旬から出されていたまん延防止等重点措置は、3月21日をもって解除されました。解除を受けて大阪市内で街の人に話を聞くと、このような声が聞かれました。

 (大学生)
 「経済が回っていくのかなという考え方もできると思うので、この解除がいい方向に向かっていけばいいんじゃないかなと思っています」
 (会社員)
 「うまいこと両立できるようにみんなが気を引き締めながらちゃんとやってほしい」

 街では解除に期待する声がある一方で、不安の声も…。

 (パート)
 「不安の方が大きいです。あまり深く考えていない人も結構いたりするので、そういうことによる爆発が怖いかな」
 (会社員)
 「やっぱり不安はぬぐえないですよ。でも少しは期待もしたいしね」

 去年11月にオープンした神戸・三宮にある寿司店「築地孫右衛門・ミント神戸店」。時短営業や酒類の提供の制限などがようやく終わりました。

 (築地孫右衛門 原克也副料理長)
 「だいぶ厳しかったですね。平日はやはりだいぶ少なかったですね、お客さん」

 22日から約2か月ぶりに午後11時までの通常営業に戻ります。仕込みの量を増やしお客さんが戻ることを期待しています。

 (築地孫右衛門 原克也副料理長)
 「午後8時くらいからの予約もとれるようになると思うので、そうすると売り上げも伸びていくのかなというのはありますけど。もう2度とないようにというのはありますね」

 一方、まん延防止等重点措置の期間中休業していた京都市中京区の飲食店「イタメシヤ Carneo」。22日から営業再開かと思いきや…。

 (益市GROUP 国本忠義社長)
 「(営業再開は)24日からになります。スタッフに関して卒業シーズンでアルバイトさんがどうしても卒業されると。そのあとですね、なかなかこの業界のイメージがよくないのか、なかなか応募される方が少ないという現状があります」

 スタッフの人手が確保できず24日からの営業再開となりました。まん延防止等重点措置のたびに飲食店に時短営業の要請が出される影響から、シフトに入りにくくなるためアルバイトに応募する人自体が減っているといいます。

 (益市GROUP 国本忠義社長)
 「これをいつまで繰り返すのか。繰り返すことによってこの業界自体に夢を持つ若者が非常に減ってきているような感じがしております」

 3府県は、年度替わりで人との接触が増え感染のリスクが高まるとして、会食は「同一テーブル4人以内で2時間程度まで」など感染対策の継続を呼びかけています。

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