中国 PCR検査場でトラブル 習主席は「ゼロコロナ政策」継続を指示

中国 PCR検査場でトラブル 習主席は「ゼロコロナ政策」継続を指示

中国 PCR検査場でトラブル 習主席は「ゼロコロナ政策」継続を指示

新型コロナの感染が再び拡大している中国では「ゼロコロナ政策」のもと厳しい対策が取られていますが、こんなトラブルも。

殴る蹴るの暴行を加える防護服姿のスタッフ。その後も、別の男性を引き倒し殴りつけています。これは中国のSNSに投稿された今月17日の山東省・青島の映像です。

地元警察によりますとPCR検査場でルールに従わなかった会社員と会場のスタッフとの間で口論になった末に起きたトラブルだということで現在、捜査中としています。

中国では今月14日、1日での市中感染者が5000人を超えるなどオミクロン株による感染拡大が続いていて、習近平国家主席は17日、中国共産党最高指導部の会議で「ゼロコロナ政策を堅持し流行拡大の勢いを一刻も早く抑え込まなければならない」と政策の継続と対策強化を指示しました。

経済への影響も指摘される「ゼロコロナ政策」ですが、中国政府は18日の記者会見で「影響は短期的・限定的であり人々の命と健康を守ることに比べれば支払う代価には意味がある」と意義を強調しています。
(18日19:13)

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