米中首脳会談 ロシア支援・制裁めぐり けん制
アメリカのバイデン大統領と中国の習近平国家主席がテレビ会談を行い、ウクライナの侵攻を続けるロシアへの支援や制裁を巡ってけん制しあいました。
米中首脳のテレビ会談は日本時間きのう夜、およそ1時間50分にわたって行われました。
アメリカ側によりますと、バイデン大統領は習主席に、中国がロシアに物資の支援を行った場合、どのような結果をもたらすか説明したということです。中国が軍事面を含む支援を前向きに検討していると報じられる中で、ロシアに協力しないようクギをさした形です。
一方、中国側によりますと、習主席は「制裁が行われれば、苦しむのは国民だ」としてロシアへの制裁に反対し、「対話と交渉により早期に戦争を終結させることが急務だ」と強調したということです。
また、「ロシアとウクライナ双方の安全保障上の懸念を解決するために、ロシアとの対話を行うべきである」と主張したということです。
(19日05:44)
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