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ロシアの狙いは「首都陥落ではない」ウクライナ善戦で“膠着”フランス軍幹部が語る(2022年3月18日)
ロシア軍によるウクライナ市民への攻撃が止まりません。
首都キエフ中心部の集合住宅には、撃墜されたミサイルの残骸が直撃。1人が死亡、19人がけがをしました。直接の攻撃に巻き込まれなくても、こうした被害が日々、いたるところに広がっています。
市民:「砲弾が直撃して、家が破壊された。私はどこに住めば良いか、どこで働けば良いか分からない。誰が助けてくれるの」
北東部ハリコフで攻撃を受けたのは市場、そして、軍事施設とは無縁の大学と、隣接する住宅でした。
EU諸国と国境を接する西部リビウでは、航空機の整備場にロシアのミサイル数発が着弾しました。休業中で、けが人はいなかったということです。
攻勢を仕掛けるロシア軍ですが、イギリス国防省の最新の分析では「すべての前線でほぼ膠着(こうちゃく)状態」。ここ数日、陸海空で進展はほとんど見られず、むしろ莫大な損失を抱え続けるという見立てです。
開戦から3週間、戦力面で圧倒的優位とみられていたロシアは、ウクライナ側の激しい抵抗の前に、いまだ首都キエフを始めとする主要都市を攻め落せずにいます。
防衛装備や燃料などの支援を通じて、ウクライナを支えるフランスは現在の戦況をどうみているのでしょうか。
フランス統合参謀本部報道官、パスカル・イアニ大佐:「ロシア軍のウクライナ侵攻は、最初に願っていた展開とはいえない。恐怖に陥れ、ウクライナ軍を崩壊させる狙いがあったでしょう。ロシア側は情勢判断が貧しく、ウクライナの防衛力を甘く見ていた」
ロシア軍の侵攻が停滞している背景にあるのは“兵站(へいたん)の失敗”です。
フランス統合参謀本部報道官、パスカル・イアニ大佐:「ロシア軍はここ数日、兵站の補給サイクルが成り立っていない。後方支援の状況は分かっていないが、態勢立て直しの動きが見られます。ただし、実際に行動再開につながるかは定かではありません」
こうした失敗をウクライナ側が巧みに突いているといいます。
フランス統合参謀本部報道官、パスカル・イアニ大佐:「戦争でカギとなるのは、行動の自由を保つことです。今、ロシア軍はウクライナ国内を自由に移動できていません。ウクライナが橋や道路を破壊し、善戦しているからです。今年は春が早い。地面の氷が解けています。そのために幹線道路を出ると泥にはまってしまうのです。気象状況や温暖化の影響を過小評価したのかもしれません」
膠着状態が続くなか、ロシア軍の狙いは、首都キエフの陥落ではなく、ドニエプル川を境界線にして、ウクライナ側の戦力を分断することにあるとみています。
フランス統合参謀本部報道官、パスカル・イアニ大佐:「戦いが厳しすぎて、ロシアはキエフには入らないでしょう。キエフは爆撃が定期的に続いていますが、首都であり巨大な街です。キエフを掌握するには人的損害・戦術的コストが大きすぎる。ロシア軍がそのリスクを負うか疑問です。ロシア軍はウクライナ軍を真っ二つにしようとするでしょう。東部ドンバス地域の親ロ派に対峙する4万のウクライナ兵と、西側で構えるウクライナ兵を分断するのです。領土を真っ二つにできれば、ウクライナ軍を完全に崩壊させ、さらに西に進むか、強い立場で交渉に臨むことができます」
アメリカのバイデン大統領は語気を強めています。
アメリカ、バイデン大統領:「相手はウクライナ人に不道徳な戦争を仕掛けた残忍な独裁者、生粋の悪党だ」
ロシア軍の戦力について、アメリカ国防総省はこう指摘します。
アメリカ国防総省:「ロシアへの経済制裁が兵器の生産能力などまで脅かした場合、核抑止力への依存を高める可能性が高い」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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