- 国費留学生87人入国へ 政府が例外的に認める方針(2022年1月17日)
- 遺族「いい加減な対応が生徒を死に追いやった」 門真いじめ中3男子死亡訴訟 市と同級生側は争う姿勢 #shorts #読売テレビニュース
- 【食品ロス】年間廃棄量472トン=経済損失4兆円 削減進める鍵は“飲食店の不安解消”?「持ち帰りは“消費者の自己責任”」普及を|アベヒル
- USJが1日入場券を値上げ『最も高い日は9800円』に…来場者数の平準化が目的(2022年8月17日)#Shorts #USJ #入場券
- 【独自】「刑務所にいけば飯がタダ」男が路上生活者の知人に犯行ほのめかす 焼き肉店立てこもり事件
- 「男のクセに女のフリ」「メッタ刺しにして殺害する」トランスジェンダー公表の弁護士に殺害予告
イラン拘束の英女性帰国 6年ぶり 解放のカギは40年前の「戦車販売契約」
イランで拘束されていたイギリス人女性が6年ぶりに解放され、イギリスに帰国しました。同時にイギリスは40年以上前にさかのぼる4億ポンドの負債をイランに支払うことを決めました。
現地時間17日未明、イギリスとイランの二重国籍を持つナザニン・ザハリ・ラトクリフさんは同じくイランで拘束されていたもう1人の二重国籍の男性とともにイギリスの空軍基地に到着しました。
ラトクリフさんは2016年、当時1歳の娘と共にイランに住む両親のもとを訪れていましたが、帰る際にテヘランの空港で拘束され、「イランの政権転覆を計画した」として有罪判決を受けて収監されました。娘はラトクリフさんの両親の家に引き取られました。
ラトクリフさんの夫・リチャードさんは「事実無根」だとして解放を訴え続け、娘のガブリエラさんも2019年に就学のためにイギリスに戻った後はしばしば活動に加わりました。
イギリス政府は、イランがラトクリフさんら二重国籍者を拘束して外交の駆け引きに利用していると見て交渉を続けてきましたが、カギとなったのがイギリスのイランに対する長年の負債でした。
イギリスは1970年代に1500台以上の戦車をイランに売る契約をし、イランは代金を支払いましたが、1979年にイラン革命が起き、反欧米路線の政権が誕生したため、イギリスは戦車の引き渡しを途中で止めていました。
イランはおよそ4億ポンドの払い戻しを要求し、イギリスも支払い義務があることを認めていましたが、イランには核疑惑などでの経済制裁が科されていたことなどから支払いが困難となっていました。
今回イギリス政府は、払い戻す代金が「人道的な目的に使用されるとの確約を得た」などとして支払いが可能になったと説明。4億ポンドの支払いとラトクリフさんらの解放の関係については「別々の問題であって身代金の支払いではない」と主張しています。
ラトクリフさんは帰国後、夫や娘と再会、6年ぶりに3人で夜を過ごしました。
(18日02:25)
コメントを書く