愛子さま終始メモを見ずに 初の単独会見
会見に出席した高橋記者に聞きます。愛子さまの様子はいかがでしたか？
私は今回、宮内記者会の幹事だったので、御挨拶や質問をさせていただきましたが、愛子さまは記者の目をしっかりと見ながら話していらっしゃいました。
全体でおよそ30分ほどの会見でしたが、全くメモを見ずに、会見の質問への回答を頭に入れてこられていて驚きました。また、会見の最後には、陛下からのアドバイスの話をされていまして、ひとりひとりの顔を見ながら目を合わせつつ、伝えようという気持ちを持って話すのがコツだというアドバイスをいただいたそうなんです。
そのアドバイスを意識されているのがとてもよくわかりました。初めての会見ということで緊張もあったかと思いますが、終始穏やかな表情で、落ち着いて臨まれていました。
Ｑ．会見内容についてどのような印象を持ちましたか？
きのう夜にあった強い地震についても触れられていて、両陛下とご相談されながら、ギリギリまで熱心に内容を考えられていたのではないかと思います。
会見の後半に、「なるべく具体的に自分の思いを皆さんに知っていただけるようにと準備した」とおっしゃっていましたが、回答の分量も想定よりもボリュームがあり、お気持ちやお考えをたくさん盛り込みたいという気持ちがとても感じられました。また、ご両親との温かいエピソードが多かったのも印象的で、愛子さまがお生まれになる際の皇后さまの「生まれてきてくれてありがとう」という言葉に対して「産んでくれてありがとう」と伝えたいとおっしゃっていて、とても心温まりました。
（17日17:00）
