【独自】大阪のロシア総領事が語る“侵攻の大義”とは「一般市民攻撃することはない」(2022年3月16日)

【独自】大阪のロシア総領事が語る“侵攻の大義”とは「一般市民攻撃することはない」(2022年3月16日)

【独自】大阪のロシア総領事が語る“侵攻の大義”とは「一般市民攻撃することはない」(2022年3月16日)

現在、日本には東京にある「ロシア大使館」のほかに札幌・大阪・新潟に「ロシア領事館」が置かれています。大阪にある領事館のトップ、テルスキフ・アレクサンダー総領事(43)が語った“ロシア側の『立場』『見解』とは”。JNN前パリ支局長・大八木友之記者が取材しました。

 大阪府豊中市の静かな住宅街で、いまひときわ警察による警備が強化されているのが在大阪ロシア領事館です。ここで去年3月からトップを務めているのがテルスキフ・アレクサンダー総領事です。

 ―――日本に来て何年ぐらい経ちますか?
(テルスキフ総領事)「今はもう10年経ちます」
 ―――(日露の)友好関係に傷が入るのではと心配では?
(テルスキフ総領事)「それは比較的にあります」

 なぜウクライナへの軍事侵攻したのかと尋ねると、総領事は真剣な表情に変わり、ロシア政府の考えを滔々と語り始めました。

 (テルスキフ総領事)
 「NATO(北大西洋条約機構)は30年間で軍事配備をロシアの国境前まで接近しましたので、ウクライナも加盟国にして対ロシア攻撃兵器を置く脅威がはっきり出てきました。特別軍事作戦の理由は数日前に出たことではないんですけれども。8年間で(ウクライナ東部の)ドンバスで紛争が進みましたので、戦争を終わらせるためにやっております」

 総領事は今回の『特別軍事作戦』は2014年のクリミア併合後、東部で続く紛争から市民を救うためなど正当性を主張します。

 ―――『特別軍事作戦』とおっしゃいますが、侵略や戦争ではない?
 (テルスキフ総領事)「侵略・戦争ではないんですけれども、目標に従った特別軍事作戦です」

 しかし、その軍事侵攻によりウクライナの都市では連日、マンションなどに砲撃が。民間人2500人が死亡したとされていますが…。

 (テルスキフ総領事)
 「ロシア軍が一般市民に脅威を及ぼすこともなく、民間施設を攻撃することもありません。(攻撃しているのは)軍事インフラだけです」
 ―――アパートにミサイルが撃ち込まれる映像、我々が見ているのは何ですか?
 「それはほんとにフェイクニュースのこともあるんですけれども、もう1回繰り返しますがロシア軍は一般市民と民間施設を攻撃することは無いです」

 一方で、進展が見えない停戦交渉。この“作戦”に終わりはあるのでしょうか。

 (テルスキフ総領事)
 「我々のために一番大事なのは(ウクライナの)中立化ですね。今のウクライナだと結構欧米が管理している」
 ―――世界が戦争に巻き込まれていくという恐怖を感じています。誰かプーチン大統領を止められないんですか?
 「プーチン大統領に『NO』と言えるのはロシア国民です。ロシア国民はプーチン大統領を支持しています。支持率は今は70%ですけれども、ロシア国民を見ますと大幅に特別軍事作戦も支持しています」
 ―――ではなぜロシア国内で反戦デモが起きているんですか?
 「ロシアは民主主義ですから、もちろん特別軍事作戦を支持している人も多いですし、でも反対している人もいます」

 40分に及んだインタビュー。テルスキフ総領事は最後に、「日本での報道」に疑問を感じたこともあり今回の取材を受けたと話しました。

 (テルスキフ総領事)
 「ロシアの立場についてはっきりと正直な形で話す機会があれば、私はこの場に出席します。ニュース報道で多様化は非常に大事なものだと思いますので、『片方の形』でニュースを出しますと正しい意見を作るのは非常に難しい」

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