【タカオカ解説】イラン攻撃で世界に影響 トランプ大統領が軍事作戦に「4週間程度かかる」最新情報は

【タカオカ解説】イラン攻撃で世界に影響 トランプ大統領が軍事作戦に「4週間程度かかる」最新情報は

【タカオカ解説】イラン攻撃で世界に影響 トランプ大統領が軍事作戦に「4週間程度かかる」最新情報は

アメリカとイスラエルがイランへの攻撃に踏み切りました。最高指導者ハメネイ師の死亡が伝えられ、中東情勢が極めて重大な局面を迎えるなか、トランプ大統領は軍事作戦を目的達成まで続けると表明しました。現在までに入っているイラン情勢の最新情報です。(解説=高岡達之 特別解説委員)

 まず、時差から押さえておきたいと思います。今回の軍事攻撃の現在も攻撃が続いていると言われているイランの首都「テヘラン」は、日本の標準時間から5時間半後になりますので、ちょうど午後4時だとしますと「テヘラン」は朝の10時30分になっているということをご理解いただいて、今後ニュースが起きた場合には、日本時間から5時間30分引いてください。

 そして、現状の新しい動きから行こうと思います。戦争なので、亡くなった方の数というのは全く確定したものではなくて、双方が発表している数になりますが、少なくとも201人が死亡、ほぼイラン側で亡くなられた方です。アメリカが公式に認めたのはアメリカ兵が3人死亡、5人ほどが重傷であるということを発表しましたが、それ以上の人的被害は出ておりません。

 イスラエルも数百人という言い方ですが、イランよりは少ない犠牲者ということになっております。

 アメリカの最新の動きで戦争を始めるのは、大統領の決断でもできますが、関税と同じでアメリカは議会で承認される必要があります。特に今回はアメリカの宇宙軍も入れた5つの軍の中で海兵隊が入っていません。ということは陸・海・空の3軍が動かすときにはアメリカ議会が予算を執行しますので説明をしないといけません。

 アメリカでは、アメリカ東部時間の火曜日に、アメリカの議会でまず大統領が初めてマスコミ以外で国会議員に説明します。ただし全員ではありません。アメリカの議会では「ギャングオブエイト」(8人)と言われますけれども、上院の議長は副大統領ですが、下院の議長は共和党です。それからアメリカの場合には、外交委員会・軍事委員会に重鎮の議員さんがいます。その上下両院の重鎮の議員さん8人に対して説明をするということなんですが、今回、米国が非常に緻密な作戦をやっていると裏付けるのが、この説明する場所として、アメリカ上院の中にSCIF(スキフ)という部屋があるそうです。SCIFというのはアメリカ大統領が行くところはほぼ全てあります。

 厳重に機密が保持された空間という意味で、大統領専用機の中もそうなんですが、完全に盗聴防止になっています。全世界の米軍の司令官と直通の会話ができるという部屋がアメリカ議会の中にもあります。言い換えれば秘密が絶対に漏れない部屋です。そこでまず占拠を説明するということだそうです。

 続いて、米国が犠牲者について大統領も認めて証言をしました。問題は、場所が後で追加されました。アメリカ兵が3人亡くなったんですが、アメリカは今回、圧倒的に空からの攻撃です。陸上兵力はいないということになっているんですが、クウェートにアメリカ軍の基地があって、そこに対してイランからの反撃ミサイルが来て、これでなくなったということが判明をいたしました。

 何を意味するか、クウェートはイランからすると敵対国であるとこういうことになります。湾岸諸国でイスラムの国で分かり合える国なんだけれども、一つ一つイランが反撃をする国の名前が増えていっているということを示します。

 トランプ大統領がイギリスのメディアのインタビューに短時間でお答えになりました。「4週間程度かかる」という言い方をされています。ただしさらに短くなる可能性もあるということです。その時にこういう言い方もされてます。「たいへん広い国だから」という言い方をされました。ここから読み取れることは、ベネズエラとも一緒にならないし、イラン・イラクとも一緒にならないということです。

 広い国だということは、広い国土全域に対して攻撃目標があるということです。答えを言えば「ミサイル」だと思います。それから核施設だと思います。これをすべて破壊しないと、この作戦は終わらないということですから、逆にすべて把握して4週間でできるという報告を聞いているということになります。

 世界への広がりですが、イスラエルは先に攻撃を受けたからだと言ってますけれども、イスラエル、アメリカ、イラン以外にイランが報復をした湾岸諸国、さらに関係国が増えています。レバノンという国がイスラエルの上の方にありますけれども、ここにはニュースでも出た「ヒズボラ」という イランが長年支援をしてきた反イスラエルのグループがいるわけですが、そこに対して空爆を始めました。ということはレバノンも関係国になってしまいました。さらに主要国の中では、イギリスも公式にも関係国に入ってしまいました。

 というのは地中海にキプロス島という島があります。キプロスは政治事情がややこしいんですが、イギリスが統治を任されているところがあり、そこにイギリスの基地があります。そこに対して無人機が攻撃を仕掛けたということをイギリス政府が認めましたので、イギリスはこれに対して「ディエゴ・ガルシア島」という島、イギリス領ですがインド洋の南の方にあるんですけれども、アメリカ軍に使用を許している基地です。そこを使っていい、それからイギリス本土にある空軍基地も使っていいということを言いましたので、イギリスは今回の軍事貢献に対しては一線引いていて、イギリスは関わらないと言ってたんですが、明らかに関係国としての姿勢をむき出しにしました。

 この先ですが、アメリカは情報に対して非常に厳しい国ですが、今回まだ戦争が始まって軍事攻撃が始まって3日ぐらいなので、非常に錯そうしています。その錯そうしている中で、アメリカの空母に対してイラン側がミサイル攻撃を仕掛けたとイラン側が説明しましたが、アメリカ政府は、実際の作戦をやっている軍の公式SNSはいちいち「これはフェイクだ、偽だ」という情報を必ずつけるようにしています。現代の戦争だと思います。

 アメリカの空母の側からは、ミサイルは近づいてすらいない、だからイランの一方的な言い方だ、ということを言っております。ミサイルにアメリカがこだわるのは、イスラエルが主役を担っていると申し上げましたが、長年 核もそうなんですが、イランから飛んでくるミサイルに苦しんで家族を殺されたというのをイスラエルの人の感情としてはあるわけです。その製造と発射を止めることに、現在も作戦行動が続いています。

 そうするとミサイルが来ないのであれば、逆にイランの防空システムはゼロになりますから、アメリカ・イスラエルが思うような攻撃が続くということになります。

 最後に、4週間と大統領が楽観的な希望を言うのは、これも新しい動きです。イラン側は交渉姿勢と見られる動きをしています。アメリカ政府が言っているのは、ハメネイ師という最高指導者がイスラエルによって、アメリカによって死亡したということが言われてるわけですけれども、その後継者、3人が指導者の会議を作ってそこからアメリカ側に話し合いたいという連絡が来てるということが一つ。それから仲介をしていたオマーンの外務大臣に、イランの外務大臣から早くこれを収めたいという連絡があったそうですが、いずれにしてもイランの国内では子どもさんが大量に爆撃の被害にあったということもありますけれども、インターネットが遮断をされていて、攻撃が続いてる間は ずっとそうだと思いますが、電話も繋がりません。イラン側が発信してることも未確認の情報がまだ続いてますし、逆にアメリカ・イスラエル側の言っていることが全て正しいということも現時点では言えません。

 裏付けの確度が上がってるものから、私どもはお届けいたします。

▼特集動画や深掘り解説、最新ニュースを毎日配信 チャンネル登録はこちら
https://www.youtube.com/channel/UCv7_krlrre3GQi79d4guxHQ

▼読売テレビ報道局のSNS
TikTok https://ift.tt/jPCTGu5
X(旧Twitter)https://twitter.com/news_ytv

▼かんさい情報ネットten.
Facebook https://ift.tt/xYm6Qn9
Instagram https://ift.tt/UgIEcQ6
X(旧Twitter)https://twitter.com/ytvnewsten
webサイト https://ift.tt/UaTcEq1

▼読売テレビニュース
https://ift.tt/grNYzOh

▼情報ライブ ミヤネ屋
https://ift.tt/xKv8tRW

▼ニュースジグザグ
X(旧Twitter)https://x.com/ytvzigzag 
webサイト https://ift.tt/Wf6ZMra

▼情報提供はこちら「投稿ボックス」
https://ift.tt/ldMGWAI

読売テレビニュースカテゴリの最新記事