「就学前の教育がちゃんとできなくなってしまう」幼稚園教諭の“賃下げ”で波紋 滋賀・大津市

「就学前の教育がちゃんとできなくなってしまう」幼稚園教諭の“賃下げ”で波紋 滋賀・大津市

「就学前の教育がちゃんとできなくなってしまう」幼稚園教諭の“賃下げ”で波紋 滋賀・大津市

 今、“子どもたちを育てる現場”にある波紋が…。

 2月19日、大津市議会に提出された条例改正案。

 公立幼稚園の教諭の給与を水準の低い保育士に合わせ、実質“賃下げ”するというものです。初任給は、月額約1万4000円下がることに。

  大津市民
 「給料引き上げの時代やのに、引き下げるというのはどうなのかな」
 「幼稚園の先生のなり手は、本当に減ると思いますよ」

 背景には、大津市が抱えるある問題が。

 湖(うみ)のこ保育園・山元均園長
 「認可定員は90名ということで、 現在は112、3名の子どもたちが入園しています」

 大津市は、待機児童の数が2年連続最多で、唯一100人を超える待機児童を抱えています。

 危機的状況の現場を支える教諭の賃下げに、元教員らでつくる団体は憤りを隠せません。

 就学前教育を守る会・大塚清高代表
 「賃金を下げてしまったら、本当に良い人材が集まらない。就学前の教育がちゃんとできなくなってしまう可能性が多分にある」

 改正案について大津市は、保育ニーズの変化に合わせ、幼稚園と保育園、こども園の教諭を「教育保育職」として一本化し、 比較的余裕のある幼稚園から、定員超過が続く保育園へ人材を流そうという狙いがあると説明します。

 しかし、ある大津市の幼稚園に勤める教諭は…。

 大津市の幼稚園教諭
 「余裕というのは全くないですね。丁寧に子どもたちに関わっていくことをしていると、時間がどうしても足りない状況があって、目の前の子どもたちの為に力を尽くしたいと思って、頑張っている中、本当に残念に思います」

 就学前教育を守る会・大塚清高代表
 「(賃金が)幼稚園の先生が高いから、保育園の先生に合わそうという考えは、おかしいと思うんですよ。保育士の方の賃金を上げて、幼稚園の先生に近づけるみたいな努力を大津市としてしてほしい」

 団体は26日、改正案の見直しを求めて、8,000を超える署名を大津市議会の議長宛てに提出しました。 

 就学前教育を守る会・松﨑有純さん
 「これから どう大津市の未来の子たちを育てる先生たちを支えていくのかということを、真摯に議論していただきたくて、オンライン署名に期待しています」

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