「警察官として国民の信頼を損なう行為」大阪府警”パパ活”元警視に執行猶予付きの有罪判決 大阪地裁
大阪府警の元幹部がいわゆる「パパ活」で出会った少女にわいせつな行為をした罪に問われた裁判で、大阪地裁は17日、執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
大阪府警生活安全特別捜査隊の警視だった辻本浩嗣被告（54）は、今年6月ごろ、大阪府内のカラオケ店の個室で、12歳と13歳の少女2人に対して、体を触るなどのわいせつな行為をした罪に問われています。
初公判で辻本被告は起訴内容を認め、「心から申し訳ない」と、被害者への謝罪の言葉を述べたのに対し、検察側は「“パパ活”を取り締まる立場だったにもかかわらず、犯行に及んでいて、厳しい非難に値する」 として、拘禁刑2年を求刑していました。
この日の判決で大阪地裁は、「警察官として国民の信頼を損なう行為」などと指摘した一方で、「反省を深めている」として、拘禁刑2年、執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。
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