“パワハラ”告発した元県幹部職員の遺書見つかる、自殺か 兵庫・斎藤知事は全ての公務をキャンセル

“パワハラ”告発した元県幹部職員の遺書見つかる、自殺か 兵庫・斎藤知事は全ての公務をキャンセル

“パワハラ”告発した元県幹部職員の遺書見つかる、自殺か 兵庫・斎藤知事は全ての公務をキャンセル

兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラなどを告発した元幹部の男性職員が7日、死亡しました。男性は自殺したとみられていて、遺書が残されていたということですが、問題の真相は究明されるのでしょうか。

 兵庫県・斎藤元彦知事(8日)
「さまざまな批判、ご指摘はあると思いますので、私自身もそこは真摯に受け止めたいと思っています」

 8日、兵庫県庁に動揺が広がりました。

 「知事を告発した元県民局長が死亡」

 7日夜、知事に関する告発文を作成した西播磨県民局長だった男性職員が死亡していたことが明らかになったのです。

 関係者によると、遺書が見つかったということで自殺とみられています。

 男性は今年3月、報道機関や兵庫県議などに対して、知事が職員を怒鳴りつけるハラスメント行為など、7つの疑惑を告発する文書を配布。

 この文書に対して斎藤知事は…。

 兵庫県・斎藤元彦知事(今年3月)
 「信用失墜、名誉棄損など法的な課題はすごくある。“うそ八百”含めて、文書を作って流す行為は、やっぱり公務員失格」

 真っ向から否定。その後、県は内部調査の結果、「核心的な部分が事実と異なる」などとして、男性の懲戒処分(停職3か月)を決定しました。

 しかしその後、一部の県議が、内部調査は信用できないと反発し、先月、議会が強い調査権を持つ「百条委員会」の設置が決まっていました。

 男性職員
「百条委員会の設置ありがとうございます」

 関係者によりますと、男性職員は県議らに対し、メールで委員会設置の感謝を伝えていたといいます。

 実際に委員会の求めに応じ、資料を提出するなど、調査に前向きな姿勢を示していた男性職員。来週には、証人として百条委員会に出席する予定でした。

 一方、百条委員会の奥谷委員長に対しては、こんなメッセージを残していました。

 百条委員会 奥谷謙一 委員長(8日)
「我々の調査を進める上で、『個人のプライバシーを配慮してほしい』と」

 そして、告発を受けた斎藤知事は…。

 (Q、今回の問題と職員の方が亡くなったということに、つながりが出た場合の責任は?)

 兵庫県・斎藤元彦知事(8日)
 「そこはあの…まずは繰り返しになって申し訳ないですけども、お亡くなりになられましたから、ご冥福を心からお祈りすることだと思います。いろいろなご批判やご指摘はしっかり受け止めなければならないと思います。その上で私自身は、より良い県政を作っていくということが、最大の責務だと思っています」

 こう話し、9日は予定していた公務をすべて取りやめました。

 告発文の真相解明は今後どうなるのか。一部の県議は「百条委員会の予定は白紙」としています。

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