駐車禁止の場所でも止められる「駐禁除外標章」不正使用を一斉摘発『本当に必要な人が困る』大阪府警 

駐車禁止の場所でも止められる「駐禁除外標章」不正使用を一斉摘発『本当に必要な人が困る』大阪府警 

駐車禁止の場所でも止められる「駐禁除外標章」不正使用を一斉摘発『本当に必要な人が困る』大阪府警 

 駐車禁止エリアに車を止めることができる「駐禁除外標章」を不正に使った違法駐車が相次いでいることから、大阪府内で27日、一斉取り締まりが行われました。

 警察官
 「反則金1万円ですね」

 警察官が取り締まっていたのは「駐禁除外標章」の不正利用。大阪市内中心部を南北に走る「堺筋」などで一斉取り締まりが行われました。

 警察官
 「不正発覚したので処置中です」

 駐禁除外標章は、歩行が困難な人に交付され、本人が車を利用していれば、原則、駐車禁止の場所でも車を止めることができます。大阪府では約6万枚が交付されていますが、いま、この標章を不正に使った違法駐車が横行しているのです。

 警察官
 「お母さん名義の標章ということですね」

 道路交通法違反で切符を切られたこちらのドライバー。家族の標章を使って、違法駐車をしていました。

 警察官
 「今後不正に使用したりすると、お母さんが駐禁除外標章使えなくなってくるので、よく考えて使用をお願いします」

 記者
 Q:本人しか使っちゃいけないことをわかっていましたか
 違反者
 「わかっていました。日頃は電車なんですけど、きょうはどうしても車で来なければいけなかったのと、ほかの駐車場が満車で使えなかったのでここを使わせてもらった」

 26日夜、記者が堺筋を訪れると――。

 (報告・瀬川裕大記者)
「いまは駐車禁止の時間帯なんですが、路肩を見ますと、このように多くの車が止められています」

 止まっていた多くの車に「駐禁除外標章」が掲げられていました。警察によりますと、こうした車の中には、標章を取得した本人が乗っていないのに、家族が不正に使用したり、標章を偽造したりする事例があるということです。

 実際に標章を掲げて、体が不自由な母親を送迎しているドライバーからは困惑の声が……。

 女性
 「足悪い人が乗ってないと思う車がいっぱい止まっているので、代わりにその車が止まっていたら、私みたいに本当に必要な人が止められなくなるので困っています」

 標章の不正利用による大阪府内の検挙件数は2025年10月末時点で108件と、2024年の同じ時期と比べ、3倍近くに増えているということで、警察は「不正利用は厳しく取り締まる」としています。

▼特集動画や深掘り解説、最新ニュースを毎日配信 チャンネル登録はこちら
https://www.youtube.com/channel/UCv7_krlrre3GQi79d4guxHQ

▼読売テレビ報道局のSNS
TikTok https://ift.tt/7ab9Tg6
X(旧Twitter)https://twitter.com/news_ytv

▼かんさい情報ネットten.
Facebook https://ift.tt/ILTidCD
Instagram https://ift.tt/YxUFI3b
X(旧Twitter)https://twitter.com/ytvnewsten
webサイト https://ift.tt/3cJH1Dq

▼読売テレビニュース
https://ift.tt/2Jo6qSK

▼情報ライブ ミヤネ屋
https://ift.tt/7NXpq8m

▼ニュースジグザグ
X(旧Twitter)https://x.com/ytvzigzag 
webサイト https://ift.tt/kOPEYIe

▼情報提供はこちら「投稿ボックス」
https://ift.tt/oMGLgSp

読売テレビニュースカテゴリの最新記事