【万博】大屋根リング、大阪府市「のぼれる形」で残す方針示す 南側部分の補修費は10年間で17億円
大阪・関西万博の「大屋根リング」をどのような形で残すのか。23日、「人がのぼれる形」で残す方針が示されましたが、費用面などの問題は解決できるのでしょうか。
建設費約350億円。1周約2キロ、高さ最大20メートルの世界最大の木造建築物「大屋根リング」。その“万博レガシー”の保存をめぐる議論が23日、行われました。
大阪府・吉村洋文知事
「いわゆる観光地にある展望台と同じような扱いの『物見塔』が非常に現実的だろう」
大屋根リングは当初、閉幕後にすべて解体する予定でしたが、一部を改修した上でモニュメントとして残す案などが検討されてきました。
23日に行われた検討会で、大阪府市は、北東の200メートルの部分か、南側の350メートルの部分を解体せず、「人が上れる形」で残す方針を示しました。
現在、水上ショーの再開が検討されている大屋根リングの南側。保存には防腐対策などが必要で、10年間で17億円の補修費用がかかると試算されています。
上野巧郎記者
「保存が検討される大屋根リングについて、来場者のみなさんはどう思っているのでしょうか」
来場者
「すごく素晴らしいものだと思いますので、見るだけではなく、体験することで得られるものが たくさんあると思う」
「全部壊してしまうのはやっぱりもったいない。(残すのは)長ければ長いほどいいですけれど…」
(Q:残すとしたらどれくらい?)
来場者
「もう全部!」
「(子どもが)大きくなったときに、リングだけでも残っていれば、 『万博開催されてたんだよ』と来るかもしれない」
(Q:保存の費用についても、いろんな意見があるが?)
来場者
「税金ね。どうやろ?いらない?…負担はイヤみたいですね」
“レガシー”の継承だけではなく、万博のお金にまつわる問題は他にも―。
被害者の会
「万博における建設工事費の未払いによって、私たちは倒産の危機に直面しています」
23日、パビリオンの工事を請け負った業者らが、大阪府に要望書を提出しました。
これまで、アンゴラや中国など4つのパビリオンで下請け業者に対する工事費用の未払いが発覚。先週、新たにドイツ、セルビア、ルーマニアでも工事費用の未払いが発覚し、工事の下請け業者らで作る「被害者の会」は、大阪府に立て替え金の支払いなど早急な救済を求めています。
さまざまな課題を乗り越え、未来に誇るレガシーとなることはできるのでしょうか。
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