「あなたも私もひどく酔っていた」元検事正は女性検事が泥酔状態と認識 “口止め”する直筆の書面公開 性的暴行事件
大阪地検の元検事正の性的暴行事件をめぐり、元検事正が被害者の女性検事に口止めを求めた直筆の書面が初めて公開されました。
これは、事件の1年後、大阪地検の元トップが送ったレポート用紙6枚にわたる直筆の書面です。
性被害を訴える女性検事 ひかりさん(仮名)
「北川(被告)は『公になった場合、自死するほかない。大阪地検は組織として立ちゆかなくなる。私の命に代えてやめていただきたい。あなたも属する大阪地検のためにも』と脅迫、口止めしました。私は大切な組織や職員を人質にされ、北川(被告)の言うような事態になることが恐ろしすぎて、被害を訴えられませんでした」
大阪地検の元検事正、北川健太郎被告(65)は、酒に酔って抵抗が困難だった当時の部下、ひかりさん(仮名)に、性的暴行を加えた罪に問われています。
北川被告は当初、裁判で起訴内容を認め謝罪しましたが、その後、「同意があったと思った」と一転、無罪を主張する方針を示しています。
一方、書面には「飲み会ではあなたもそうでしたが、私もひどく酔いました」と記され、北川被告は事件当時、女性が泥酔状態だったと認識していたことが明らかになりました。
さらに、当時の記憶や自らの過去の行いについても赤裸々に綴っていました。
北川被告が送った書面
「いままであなたには、性交を含めて記憶してないかのようなウソをついていました」
「私がこれまでに複数人の女性と関係を持ったことがあったことは事実です」
「今まで今回のような失敗をしたことは本当にありません」
また、ひかりさん(仮名)は、セクハラの防止に対する検察組織の姿勢に問題があると指摘しています。
法務省によりますと、2012年以降、「セクハラ」を理由とした検察官の懲戒処分は少なくとも13件あります。ところが、検証を行ったり再発防止策を講じたりした記録は一切ないということです。
性被害を訴える女性検事 ひかりさん(仮名)
「検察にはハラスメントが横行しています。北川事件も、このような検察の土壌が生み出したのだと思いました。検察組織の問題が露見した今回の事件を契機として第三者委員会を設置し、徹底的に検証し再発防止策を講じるべきです」
一方、大阪地検は、「会見の内容については承知していないので、コメントは差し控える」としています。
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