十二単姿の斎王代「御禊の儀」 葵祭の無事祈る 京都・上賀茂神社
京都の三大祭りの一つ葵祭を前に、主役の斎王代が身を清める「御禊（みそぎ）の儀」が行われました。
御禊の儀は、葵祭のヒロイン斎王代と、祭りの行列に加わる約５０人の女性が身を清める神事で、上賀茂神社と下鴨神社で交互に行われています。
今年の舞台は上賀茂神社で、十二単（ひとえ）を身にまとった第６７代斎王代の山内彩さんは、おはらいを受けた後、境内を流れる御手洗川にゆっくりと両手を浸し、身を清めました。
そして、濡れた手を拭いた「手水紙」と呼ばれる紙を川に流し、祭りの無事を祈りました。
葵祭のハイライト「路頭（ろとう）の儀」は今月１５日に行われ、斎王代と約５００人の華やかな行列が、新緑の都大路を練り歩きます。
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