「言論を武器で封殺することが衝撃的」記者2人殺傷、朝日新聞阪神支局襲撃事件から38年 未解決のまま時効成立 市民ら追悼
記者2人が殺傷された朝日新聞の阪神支局襲撃事件から3日で38年がたち、市民や関係者らが追悼に訪れました。
兵庫県西宮市の朝日新聞阪神支局には拝礼所が設けられ、訪れた人たちが、29歳で亡くなった小尻知博記者の遺影に手を合わせました。
この事件は、38年前の憲法記念日の夜、目出し帽をかぶった男が支局で散弾銃を発砲し、小尻記者が死亡、別の記者も重傷を負いました。事件は未解決のまま時効が成立しています。
訪れた人
「言論を武器で封殺する、そういうことが衝撃的で。犯人が日本のどこかにいると思うと背筋が寒くなる」
夜には黙とうがささげられる予定です。
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