「絶望した」大阪高検が性被害訴える女性検事に口止めか「これは脅しではない」元検事正の性的暴行事件「被害者としての声まで奪おうとしている」

「絶望した」大阪高検が性被害訴える女性検事に口止めか「これは脅しではない」元検事正の性的暴行事件「被害者としての声まで奪おうとしている」

「絶望した」大阪高検が性被害訴える女性検事に口止めか「これは脅しではない」元検事正の性的暴行事件「被害者としての声まで奪おうとしている」

 大阪地方検察庁の元トップからの性被害を訴える女性検事に対し、大阪高等検察庁が検察批判をしないよう求めたうえ、「これは脅しではない」などと伝えていたことが分かりました。

 女性検事の代理人が示したのは、大阪高検の幹部から届いた一通のメール。

 性被害を訴える女性検事の代理人・ 奥村克彦 弁護士
「『外部発信をするようなことがあれば、検察職員でありながら警告を受けたにもかかわらず、その信用を貶(おとし)める行為を繰り返していると評価せざるを得ない』と書いてあります。最後に『これは口止めや脅しではない』と」

 検察を批判しないよう求めた圧力ともとれる内容でした。

 大阪地検の元検事正、北川健太郎被告(65)は、女性検事Aさんに性的暴行を加えた罪に問われています。

 一方、Aさんは、北川被告の元秘書である女性副検事を刑事告訴。

 被告側に捜査情報を漏らしたり、被害を言い広め、名誉を傷つけたりした疑いを指摘していました。

 性被害を訴えるAさん
「どれほどの覚悟を持って被害申告したのかとか、副検事も検事ですから、分かっているはずなんですよね」

 これに対し、大阪高検は3月、副検事について「被害を複数の職員に漏らした」ことなどを認定し、「戒告」の懲戒処分にした一方、刑事処分は「不起訴」と発表。

 Aさん側にメールが届いたのは、発表とほぼ同時で、まだ処分の理由も聞かされていない中でした。

 メールの内容
「捜査を尽くした上での判断であり、Aさんは検察職員であるのだから信用してほしい。理解してもらいたい」

 Aさんは9日、大阪高検との面談を受け、直後に胸の内を明かしました。

 性被害を訴えるAさん
「不起訴処分の理由とかも何も伝えられていないのに、検察は一生懸命 捜査をしたということをあなたは検事なんだから信じろと。被害者を脅迫して、あまりにないがしろにする結末であり、絶望しました」
「やり方がひどすぎて、被害者としての声まで奪おうとしているのだと思いました」

 Aさんは、検察の一連の対応について第三者委員会による検証を求めています。

 一方、大阪高検は取材に対し、「メールは注意喚起であり、『口止め・脅し』ではないと説明し、理解を求めた」とコメントしています。
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