全国各地で募金“ウクライナ定食”も 日本でも広がる支援の輪(2022年3月10日)
ロシアのウクライナ侵攻で犠牲者が日々、増えるなか、日本でも支援の輪が広がり始めています。
「ストッププーチン」と書かれた手書きのイラストを持っていたのは小学3年生の女の子(9)でした。
小学3年生:「戦争で悲しかったから描きました」
多くの犠牲者が出ているウクライナへの思いを込め、10日から横浜市は市の庁舎に献花台と募金箱を設置。
女の子も募金しました。横浜市はウクライナのオデッサ市と姉妹都市として交流を続けています。
ウクライナの人たちを助けようと全国各地の自治体では募金箱を設置する動きが広がっています。
募金した人:「毎日ニュースを聞いていて胸が痛む思いがしてます。少しでも力になれたらと思っています」
民間でも支援の輪が広がっています。
札幌市にある眼鏡専門店ではウクライナへの緊急人道支援のため募金箱の設置やウクライナ国旗が書かれたシールを1枚もらうことができます。
早速、眼鏡のフレームにシールを貼る人も・・・。
募金した人:「私たちは直接的な支援はできないので、こういったことでお役に立てればと思って」
愛媛県今治市のうどん店では「ウクライナ定食」が登場。
うどん、黒ごま、ライス、イベリコ豚、生野菜の頭文字を取って名付けられたこの定食、お値段はなんと無料。
その代わりに呼び掛けているのがウクライナを支援するための募金です。
得得うどん大西店・中西裕二店長:「遠い国の誰かではあっても、やっぱり同じ地球に住んでいる人間同士なので、放っておくというか無視しておくというのは、なかなかちょっとできないなと」
約900円相当の定食ですが、それ以上の額を募金する人も多いということです。
募金した利用客:「美味しく食事を頂いて、それで支援ができるならというありがたい思いもありまして」
集まった募金は在日ウクライナ大使館に贈る予定です。
在日ウクライナ大使館には、これまでに40億円近い寄付金が寄せられていますが、寄付などを呼び掛ける詐欺のメールが相次いで確認されているため、注意を呼び掛けています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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