「紅麹」健康被害 大阪弁護士会に2日間で電話相談80件 補償の対象範囲や時期に関する不安の声など
小林製薬の「紅麹」を含む製品の健康被害をめぐり、大阪弁護士会に、80件の相談が寄せられたことが分かりました。
小林製薬の「紅麹」を含むサプリメントをめぐっては、摂取した5人が死亡し、276人が入院しています。大阪弁護士会によりますと、4月に2日間行った無料の電話相談で「小林製薬から『紅麹が関係しているか分からない』と言われた」など、補償の対象範囲や時期に関する不安の声を中心に、80件の相談が寄せられたということです。
菅聡一郎 弁護士
「現時点で十分な対応がなされていないと感じておられる方の声を一定数受け止めさせていただくことができた」
大阪弁護士会は、「弁護団を結成するかどうかは検討中」とした上で、情報収集を続けるとしています。
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