世界遺産の熊野本宮大社で一番茶を摘み取る「新茶祭」小学生も参加して収穫と茶の発展を祈願 和歌山
和歌山県の世界遺産「熊野本宮大社」では、一番茶を摘み取る「新茶祭」が行われました。
熊野本宮大社の境内にある茶畑の前では、関係者らが集まり神事が行なわれた後、朱色のたすきをかけ、かごを腰に付けた巫女や農家が丁寧に新芽を摘み取っていきました。
田辺市本宮町のお茶は平安時代に京の人々が、「熊野詣」に訪れた際に茶を植えたのが始まりとされ、現在、地元の特産「音無茶」として親しまれています。今年は授業の一環として地元の小学生も参加し、関係者らは摘み取った茶葉を本殿に奉納すると、これからの収穫とお茶づくりの発展を祈願していました。
この地域では約40軒の生産農家が5月初旬から7月ごろまで出荷作業を行います。
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