ミスした部員に丸刈り強要「死ね」暴言や体罰 別の部員は転校も…関大北陽高ハンドボール部監督ら 謝罪ないまま今も指導続ける

ミスした部員に丸刈り強要「死ね」暴言や体罰 別の部員は転校も…関大北陽高ハンドボール部監督ら 謝罪ないまま今も指導続ける

ミスした部員に丸刈り強要「死ね」暴言や体罰 別の部員は転校も…関大北陽高ハンドボール部監督ら 謝罪ないまま今も指導続ける

 関西大学北陽高校のハンドボール部の男性監督らが、ミスをした部員を強制的に丸刈りにしていたことが分かりました。次から次へと丸刈りの生徒が増えていく状況に、保護者からは「時代遅れだ」との疑問の声も。

 シャワー室で撮影された一枚の写真。男性がバリカンのようなものを押し当てているのは、自らが指導する生徒の頭。周囲からはスマートフォンのカメラも向けられています。

 関係者によりますと、去年3月、関西大学北陽高校のハンドボール部の40代の男性監督と20代の男性コーチは、合宿で食事の準備をミスした部員2人の髪の毛を丸刈りにしたということです。

 別の部員の保護者は、息子から「部内で体罰が横行していた」と聞いたと話します。

 別の部員の保護者
「『坊主の強要をされる』と、まず聞いていた。今の時代、坊主を強要する先生がおるんやなと。次から次へと坊主になっている子がいてて。ただ、うちの子に『なんで坊主にせなあかんの?』と聞いたら、『スマホを授業中に見てた』と。それが原因で『責任を取れ』と言われたみたいなんです」

 保護者によると、監督らは部員に対し「アホ」や「死ね」などと暴言を吐いたり、腹を殴ったりすることもあったといいます。

 別の部員の保護者
「(息子は)メンタル面で支障をきたしているので、今の状況ではまずいなと。『学校変えるとか考えたほうがいいかもな』と言ってたんですけど、そしたら子どもも『ここにおらんでもいいんやったら、その方が楽かな』と言い出したので」

 この保護者の息子は、転校を余儀なくされたということです。

 保護者からの申し出を受け、学校側は3月、監督とコーチの2人に聞き取りを行ったところ、暴言や体罰を認めたということです。校長が、口頭での厳重注意を行い、その後、改善がみられたとして、監督らは現在も指導を続けています。

 別の部員の保護者
「(生徒への)謝罪もないですし、このまま何もなかったかのように過ごされているのかな、というのは疑問に感じる」

 運営する関西大学は「遺憾であり、引き続き適切な指導を行い、再発防止に努めていく」とコメントしています。
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